五十八発目
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「いらっしゃいませー!」
元気よく声をはりあげる
そこそこ声をださないと、端っこの方にあるこの店には気づけない
ガチで声だしてもこの店が壊れるし
力加減が難しいものだ
ふわん、といういい匂いに耐えながらたこ焼き焼くのがんばってます
ソースと鰹節の合わさった匂いはやばい
「よし、じゃあ休憩にしようか」
「はーい」
ジーナスさんにそう言われ、裏へはいる
この仕事もだいぶできるようになったなぁ
少し前はマジでやめようと思ってた。だって働くの辛い
客だってたまに変なのくるしさ
ガチで殴りたかった
ここまで続けられてるのはジーナスさんとゴリラさんのおかげですね
特にゴリラさんは癒しにもなってもらってるし
もう私はゴリラさんと結婚しよう
今だって気をつかって飲み物くれるし。こういう人旦那にしたい
人じゃないけど
さて、そろそろ休憩も終わりにしましょうかね
しばらく働いて一息つけると思った頃
一番苦手タイプの客が
「だから嬢ちゃんよぉ、このたこ焼きのさたこがインドネシア産がどうかっちちゅーねん」
「は、はい・・・そうですね」
酒で酔っ払ってるおじちゃんが苦手タイプです
チャラいちゃんにーだったら普通に勝てる。もちろん口で
サイタマとジェノス君に鍛えてもらってますもんね
けどこういうおじちゃんは聞く耳がないので対応の仕方がわからない
NOTコミュ障ですけどわかりません
ひたすらうなずくしかできないし。辛い
ゴリラさんは買出し、ジーナスさんは後ろで事務作業をしているので助けをよべない
「なんだよぉツレねぇな。ぺたんこな胸してよ」
すみませんジーナスさん。私が人殺しになったら
マジでぶん殴るぞこのジジィ
「もうちょいサービスしろってんだい」
なんで腕つかんで顔を近づけてくるのか
本当助けてゴリラさん
こういうとき、そういう展開望んでしまうのはきっとゴリラさんだからかな
ていうか酒臭いです。余命は短そうだからもういいかな
大丈夫だ。一発で終わらしてやろう
「ほら少し脱いでみろよぉ」
「ヒィィ」
我慢の限界だ
ソニックよ。私ももうすぐ君のいる監獄へ行くぞ・・・一緒に楽しい監獄ライフにしようぜ?
すぐに脱獄するけどな
「すみませんお客様」
おじさんの腕をギリィとなるぐらい掴んだのは、後ろで作業してたはずのジーナスさんだった
いつのまにこっちへ
ジーナスさん意外と力強いし、威圧あるんですね
普段のあのやさしそうな顔でたこ焼き焼いてる姿は想像できない
こんな怖い表情見たの初めて
怒らせないように今度から気をつけよう
「うちの従業員に手をださないでくれますか?もう少しで閉店ですので」
「でっいでででででわかった!!わかったから離してください!!」
腕を離してあげたら、逃げるようにあのジジィは帰っていった
こんど会ったときはおぼえてろ。私の恨みはこんなものじゃないぞ
タコに絡ませて、そのままインドネシアに流してやる
それかあっつあつのたこ焼き口の中に十個つめこんでやるからな
「ありがとうございますジーナスさん。怖かったです・・・」
「いや、私も悪かった。一人にしてすまない名無しさんさん」
まさかの展開がゴリラさんではなくジーナスさんなのは驚いた
でもイケメンでしたけどね
もうジーナスさん結婚しよ。これからずっと一緒にたこ焼き焼きましょ
ゴリラさん裏切ってすまん
「ジーナスさん意外と男前でした」
「意外か・・・ハハ」
だって細身なほうだしメガネだし
これだけ条件が揃ってれば草食系男子確定でしょ
いやでもちょっと前にロールキャベツ系男子ハヤッてたしな
ジーナスさんはそれか
今度差し入れにロールキャベツ持って行こうそうしよう
「それよりも、怖い思いはさせてしまったけど名無しさんさんにケガがなくてよかった」
そう安心したように笑った
うおぉ・・・今のは少しドキッときたぞ
リアル恋愛映画
でも少し古臭いと思ってしまったのは私の性格が歪んでるからなんだろう
ジーナスさん20前半だろうし
きっと同い年ぐらいですよね
ちなみに、最初面接のときに年齢言ったら驚かれました
高校生じゃねーよ?
「お詫びにたこ焼きプレゼントするよ。同居人の子のぶんもね」
「マジすか!!ありがとうございます」
同居人できちゃったんですよー、って言ったら時給あげてくれたんですよこの神様は
大変だろうから、って
ジェノス君は見習ってほしいものだ
もう少し私に優しくしてくれてもいいと思うの
ツンとデレの比率おかしいから数学の先生に計算しなおしてもらってきなよ
このあとゴリラさんも帰ってきて、三人で楽しく閉店までたこ焼き焼いてました
働くの楽しい・・・かも
「あ、そうだ。すみません、ひとつのたこ焼きだけ紅しょうが大量に入れてもらってもいいですか?」
「?。まぁ、いいが」
「ふむ・・・たこ焼きか」
「ボロス初めてでしょ?さぁさぁお食べ」
「いただきます。・・・オウゴバッ!!!???」
「ボロスはいつもいつもおもしろい反応してくれてありがとう。私は大変嬉しい」
「・・・」
「あ、メテオリックバーストはやめて。部屋で全裸にならないで」
元気よく声をはりあげる
そこそこ声をださないと、端っこの方にあるこの店には気づけない
ガチで声だしてもこの店が壊れるし
力加減が難しいものだ
ふわん、といういい匂いに耐えながらたこ焼き焼くのがんばってます
ソースと鰹節の合わさった匂いはやばい
「よし、じゃあ休憩にしようか」
「はーい」
ジーナスさんにそう言われ、裏へはいる
この仕事もだいぶできるようになったなぁ
少し前はマジでやめようと思ってた。だって働くの辛い
客だってたまに変なのくるしさ
ガチで殴りたかった
ここまで続けられてるのはジーナスさんとゴリラさんのおかげですね
特にゴリラさんは癒しにもなってもらってるし
もう私はゴリラさんと結婚しよう
今だって気をつかって飲み物くれるし。こういう人旦那にしたい
人じゃないけど
さて、そろそろ休憩も終わりにしましょうかね
しばらく働いて一息つけると思った頃
一番苦手タイプの客が
「だから嬢ちゃんよぉ、このたこ焼きのさたこがインドネシア産がどうかっちちゅーねん」
「は、はい・・・そうですね」
酒で酔っ払ってるおじちゃんが苦手タイプです
チャラいちゃんにーだったら普通に勝てる。もちろん口で
サイタマとジェノス君に鍛えてもらってますもんね
けどこういうおじちゃんは聞く耳がないので対応の仕方がわからない
NOTコミュ障ですけどわかりません
ひたすらうなずくしかできないし。辛い
ゴリラさんは買出し、ジーナスさんは後ろで事務作業をしているので助けをよべない
「なんだよぉツレねぇな。ぺたんこな胸してよ」
すみませんジーナスさん。私が人殺しになったら
マジでぶん殴るぞこのジジィ
「もうちょいサービスしろってんだい」
なんで腕つかんで顔を近づけてくるのか
本当助けてゴリラさん
こういうとき、そういう展開望んでしまうのはきっとゴリラさんだからかな
ていうか酒臭いです。余命は短そうだからもういいかな
大丈夫だ。一発で終わらしてやろう
「ほら少し脱いでみろよぉ」
「ヒィィ」
我慢の限界だ
ソニックよ。私ももうすぐ君のいる監獄へ行くぞ・・・一緒に楽しい監獄ライフにしようぜ?
すぐに脱獄するけどな
「すみませんお客様」
おじさんの腕をギリィとなるぐらい掴んだのは、後ろで作業してたはずのジーナスさんだった
いつのまにこっちへ
ジーナスさん意外と力強いし、威圧あるんですね
普段のあのやさしそうな顔でたこ焼き焼いてる姿は想像できない
こんな怖い表情見たの初めて
怒らせないように今度から気をつけよう
「うちの従業員に手をださないでくれますか?もう少しで閉店ですので」
「でっいでででででわかった!!わかったから離してください!!」
腕を離してあげたら、逃げるようにあのジジィは帰っていった
こんど会ったときはおぼえてろ。私の恨みはこんなものじゃないぞ
タコに絡ませて、そのままインドネシアに流してやる
それかあっつあつのたこ焼き口の中に十個つめこんでやるからな
「ありがとうございますジーナスさん。怖かったです・・・」
「いや、私も悪かった。一人にしてすまない名無しさんさん」
まさかの展開がゴリラさんではなくジーナスさんなのは驚いた
でもイケメンでしたけどね
もうジーナスさん結婚しよ。これからずっと一緒にたこ焼き焼きましょ
ゴリラさん裏切ってすまん
「ジーナスさん意外と男前でした」
「意外か・・・ハハ」
だって細身なほうだしメガネだし
これだけ条件が揃ってれば草食系男子確定でしょ
いやでもちょっと前にロールキャベツ系男子ハヤッてたしな
ジーナスさんはそれか
今度差し入れにロールキャベツ持って行こうそうしよう
「それよりも、怖い思いはさせてしまったけど名無しさんさんにケガがなくてよかった」
そう安心したように笑った
うおぉ・・・今のは少しドキッときたぞ
リアル恋愛映画
でも少し古臭いと思ってしまったのは私の性格が歪んでるからなんだろう
ジーナスさん20前半だろうし
きっと同い年ぐらいですよね
ちなみに、最初面接のときに年齢言ったら驚かれました
高校生じゃねーよ?
「お詫びにたこ焼きプレゼントするよ。同居人の子のぶんもね」
「マジすか!!ありがとうございます」
同居人できちゃったんですよー、って言ったら時給あげてくれたんですよこの神様は
大変だろうから、って
ジェノス君は見習ってほしいものだ
もう少し私に優しくしてくれてもいいと思うの
ツンとデレの比率おかしいから数学の先生に計算しなおしてもらってきなよ
このあとゴリラさんも帰ってきて、三人で楽しく閉店までたこ焼き焼いてました
働くの楽しい・・・かも
「あ、そうだ。すみません、ひとつのたこ焼きだけ紅しょうが大量に入れてもらってもいいですか?」
「?。まぁ、いいが」
「ふむ・・・たこ焼きか」
「ボロス初めてでしょ?さぁさぁお食べ」
「いただきます。・・・オウゴバッ!!!???」
「ボロスはいつもいつもおもしろい反応してくれてありがとう。私は大変嬉しい」
「・・・」
「あ、メテオリックバーストはやめて。部屋で全裸にならないで」
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