五十七発目
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ボロスと暮らすようになってから
さらに節約するようになった
電気も水も少しも無駄にできないぜ
早く働いてママを安心させておくれ
あ、だけど働きにいっちゃうと少し寂しいような
・・・この年齢でこんなババァくさい思考もつなんて
とりあえず、ボロスは食べる
えぇすごく食べます
だから私は今日も今日とて特売に走らなくてはならない
だけど一人ではどうしようもできない事態が私に襲いかかるー・・・
「今日はラブの日!!ということで・・男女で来たかたはほうれん草100円!大根50円!えぇい持ってけ!!キャベツと白菜合わせて100円!」
何それ聞いてない
普段来ないスーパーに来たらこのザマだ
だってすごい安いって聞いたんだもん
ボロスも連れてくればよかったわ
なんでアイツ私んちに当然というふうに居候してるんだ
もう少し感謝の気持ち持てよ
どうするか。この値段で帰るわけにはいかない
唸っていると、よく見知った顔が
「ジェノス君!!」
「!、名無しさん・・・」
なんでこんなところに、と思ったけど
ジェノス君は情報手に入れるのうまいし、きっとネットで見たからだろう
一人のようだ
私達は顔を合わせて見つめあう
思っていることは同じのようだね
「まさか貴様と手を組むことになるとはな」
「初めての共同作業ですね。ドキドキしちゃう」
「殺すぞ」
ジェノス君と二人っきりでスーパーなんて初めてのような気がする
いつもサイタマと来るし
それにはたから見たらこれはカップルに見えるのでは・・・!
「おや、君達兄妹?」
全然そんなことはなかった
おいこらジェノス君笑いこらえてるんじゃない
中へ入ると外以上に人がいた
うわぁ、おばちゃん(+おじさん)ばっか
埋もれてしまう
「なにやってるんだ名無しさん。小さいんだから俺とはぐれるなよ」
「うるさいよ!」
そのあからさまに俺に迷惑かけるな的な顔やめやがれ
別に埋もれてはぐれてもすぐに見つけられますし
さーて・・・まずはほうれん草からいきますかな
お一人様2束か。そしてカップルなら100円
フッ・・・おばちゃん達よ。私の力を見せてやろう
「へいジェノス君!パス!!」
「高く投げすぎ・・だっ!」
でもジャンプしたら届くじゃん
ほんとは食べ物は投げちゃいけないけど、特売だからしかたない
今は商品を手に入れることが最優先なのだよ
「ひとつ!ふたーつ!ジェノス君頼んだ」
「あぁ!!」
あら、私とジェノス君結構息合うんじゃない
今のところは欲しい商品全部ゲットできたし
ジェノス君のおかげだね
だけど調子がいいのもここまでだった
「こ・・・これは」
「・・・いける、か?」
目の前には大量の人人人人・・・
そしてこの先には大量につまれたキャベツと白菜
これは二つで100円だ
クソ、先にこっちの目玉商品を手に入れるべきだったか
私としたことが最大のミスを犯した
こんなに人がいると迂闊に力をだせない
一般人がケガしてしまうからだ
それはジェノス君も同じ
これは秘儀を使うしかない
「ジェノス君・・・私をあっちへ投げてくれないか」
「なっ・・・!?正気か名無しさん!?」
信じられない、というふうに私を見るジェノス君
大丈夫だ。覚悟はできている
そんな覚悟をわかってくれたのか、ため息を一つはいて私を持ち上げた
「・・・頼んだぞ」
「まかせて」
そしてそのまま投げられるー・・・
大丈夫。大丈夫だよジェノス君。私を信じて
必ずこれをもってあなたの元へ帰るから。絶対に
約束、だよ
「あぶなかったわー。ギリギリだった」
「名無しさんと手を組んだということが癪に触るが。まぁいい買い物ができた」
いやーおもしろかったね
あのおばちゃんたちの「そんなのアリ!?」みたいな顔
安いもの手に入れるためだったら何でもやりますよ
今夜の晩御飯は何にしようかな
「・・貸せ」
「ん?何を」
「袋だ。さっさとしろ」
袋って買ったやつだろうか
別に重くないからいいよ。キャベツと白菜と大根入ってるけど
ジェノス君疲れちゃうだろうし
「いいからさっさとよこせ」
「・・・あ、ありがとう」
なんかとられた
まさかそのまま持って帰るつもりではないだろうな
・・・まぁ、たぶん親切心で持ってくれてるんだろう
だって私のほう全然むいてくれないんだもん
このツンデレ王者め
この座は永遠にジェノス君のものだよ
「今度ご飯つくりに行ってあげるね。唐上げ作るよ」
「フン」
さらに節約するようになった
電気も水も少しも無駄にできないぜ
早く働いてママを安心させておくれ
あ、だけど働きにいっちゃうと少し寂しいような
・・・この年齢でこんなババァくさい思考もつなんて
とりあえず、ボロスは食べる
えぇすごく食べます
だから私は今日も今日とて特売に走らなくてはならない
だけど一人ではどうしようもできない事態が私に襲いかかるー・・・
「今日はラブの日!!ということで・・男女で来たかたはほうれん草100円!大根50円!えぇい持ってけ!!キャベツと白菜合わせて100円!」
何それ聞いてない
普段来ないスーパーに来たらこのザマだ
だってすごい安いって聞いたんだもん
ボロスも連れてくればよかったわ
なんでアイツ私んちに当然というふうに居候してるんだ
もう少し感謝の気持ち持てよ
どうするか。この値段で帰るわけにはいかない
唸っていると、よく見知った顔が
「ジェノス君!!」
「!、名無しさん・・・」
なんでこんなところに、と思ったけど
ジェノス君は情報手に入れるのうまいし、きっとネットで見たからだろう
一人のようだ
私達は顔を合わせて見つめあう
思っていることは同じのようだね
「まさか貴様と手を組むことになるとはな」
「初めての共同作業ですね。ドキドキしちゃう」
「殺すぞ」
ジェノス君と二人っきりでスーパーなんて初めてのような気がする
いつもサイタマと来るし
それにはたから見たらこれはカップルに見えるのでは・・・!
「おや、君達兄妹?」
全然そんなことはなかった
おいこらジェノス君笑いこらえてるんじゃない
中へ入ると外以上に人がいた
うわぁ、おばちゃん(+おじさん)ばっか
埋もれてしまう
「なにやってるんだ名無しさん。小さいんだから俺とはぐれるなよ」
「うるさいよ!」
そのあからさまに俺に迷惑かけるな的な顔やめやがれ
別に埋もれてはぐれてもすぐに見つけられますし
さーて・・・まずはほうれん草からいきますかな
お一人様2束か。そしてカップルなら100円
フッ・・・おばちゃん達よ。私の力を見せてやろう
「へいジェノス君!パス!!」
「高く投げすぎ・・だっ!」
でもジャンプしたら届くじゃん
ほんとは食べ物は投げちゃいけないけど、特売だからしかたない
今は商品を手に入れることが最優先なのだよ
「ひとつ!ふたーつ!ジェノス君頼んだ」
「あぁ!!」
あら、私とジェノス君結構息合うんじゃない
今のところは欲しい商品全部ゲットできたし
ジェノス君のおかげだね
だけど調子がいいのもここまでだった
「こ・・・これは」
「・・・いける、か?」
目の前には大量の人人人人・・・
そしてこの先には大量につまれたキャベツと白菜
これは二つで100円だ
クソ、先にこっちの目玉商品を手に入れるべきだったか
私としたことが最大のミスを犯した
こんなに人がいると迂闊に力をだせない
一般人がケガしてしまうからだ
それはジェノス君も同じ
これは秘儀を使うしかない
「ジェノス君・・・私をあっちへ投げてくれないか」
「なっ・・・!?正気か名無しさん!?」
信じられない、というふうに私を見るジェノス君
大丈夫だ。覚悟はできている
そんな覚悟をわかってくれたのか、ため息を一つはいて私を持ち上げた
「・・・頼んだぞ」
「まかせて」
そしてそのまま投げられるー・・・
大丈夫。大丈夫だよジェノス君。私を信じて
必ずこれをもってあなたの元へ帰るから。絶対に
約束、だよ
「あぶなかったわー。ギリギリだった」
「名無しさんと手を組んだということが癪に触るが。まぁいい買い物ができた」
いやーおもしろかったね
あのおばちゃんたちの「そんなのアリ!?」みたいな顔
安いもの手に入れるためだったら何でもやりますよ
今夜の晩御飯は何にしようかな
「・・貸せ」
「ん?何を」
「袋だ。さっさとしろ」
袋って買ったやつだろうか
別に重くないからいいよ。キャベツと白菜と大根入ってるけど
ジェノス君疲れちゃうだろうし
「いいからさっさとよこせ」
「・・・あ、ありがとう」
なんかとられた
まさかそのまま持って帰るつもりではないだろうな
・・・まぁ、たぶん親切心で持ってくれてるんだろう
だって私のほう全然むいてくれないんだもん
このツンデレ王者め
この座は永遠にジェノス君のものだよ
「今度ご飯つくりに行ってあげるね。唐上げ作るよ」
「フン」
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