近所で仲良くしてもらっているおばちゃんに遊園地の券をもらった
もう自分は乗れるアトラクションがそんなにないから彼氏とでも行っておいで、と
彼氏いませーん☆なんて惨めだから言わなかったけど･･･チケットどうするか
行かないともったいないよね


うーん･･･ゾンビマンさん誘おうかな
いつか遊園地というものに行ってみたいよか言ってたような気がする
よし、さっそくメールじゃ


そしたらすぐにオーケーの返信が
期限が明日までなので、予定大丈夫？ときいたら大丈夫、と
ヒーローも案外暇人なんだな
そうだ、せっかくだからこの前フブキちゃんに買ってもらった服着ていこう
中々着る機会がなかったのでちょうどいいや





そして次の日


「ゾンビマンさーんおまたせしましたー」

「おせぇ･･･よ･･･」

「いやー慣れないことしたら時間かかってしまいまして」

「･･･どうした」

「どうしたって何がですか？」

「いや･･･いつもと格好が･･･」

「失礼ですね。私だって女の子ですよ」


私普段の格好そんなにひどい･･･？
確かにいつもTシャツに短パンですけども!!
スカートぐらい私だって履きますよ
髪型だってがんばったらアレンジできますうううう
着々と上がっていっている私の女子力なめんな


「ささ、早く入りましょう。ジェットコースター乗りたいな。あとお化け屋敷も」

「･･･」

「ゾンビマンさん？」

「お、おぉ悪い。行くか」


ぼーっとしちゃってどうした
まさか･･･私というなの女がいながらあそこのナウスバディのお姉さんに見惚れてたな
よそみ厳禁だ・ぞかっこハート
はい、一人芝居終わり






「（･･･格好が違うだけであんな･･･調子狂うぜ）」