01.幼少期 ~6歳~
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ヒ「――……成程、そういうことがあったのか」
マ「はい。勝手とはいえ、他所様の子を屋敷内に入れてしまい、申し訳ありません……」
この屋敷の主であり、エミリオの父親である――ヒューゴ・ジルクリストの部屋。
ヒューゴの部屋に呼び出されたのは、ルヴィアを勝手に屋敷に入れたマリアンだった。
しかし、ヒューゴはそこまで怒っている様子は見せず、気味の悪い笑みを見せていた。
ヒ「いや、丁度エミリオの話し相手を探していたところだ。迷子か捨て子かは、あのルヴィアとかいう娘が話してくれるのを待つとしよう……」
マ「……はい、仰せのままに」
マリアンがペコリと頭を下げる。
怪しげな薄暗い部屋の窓には、青白い月と星達が不気味に笑っていた――。