本棚
赤が黒に変わるまで
ある時突然落雷とともに現れたそれは、あっという間に人間を無力にした。
巨大な蜘蛛に似た生物、
目玉のようなものが大量についているもの。
形は様々だが、一律して人とかけはなれた見た目の異形であった。
それらを妖と呼ぶ2人の兄弟を中心に、とあるグループが妖から隠れながら生きていた時にそのグループは人間そっくりの妖という存在を知ってしまう。
そして、そのグループの中に妖がいることも。
あやかし は だあれ?
ねえ あなたは あやかし?
ねえ わたしは あやかし?続きを読む
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