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第五章 悪意の塔






 このパートはイベントシーンだけで構成されている。
 まずは陸軍の外の様子が映し出され、新しい登場人物が出てくる。
 そして場面はヤートの幽閉された塔の最上階に変わり、そこへ先程の人物達が奇襲をかけてくるのだ。
 陸軍についての他所属の人間からの評価等が話され、敵は窮地に陥っていることが窺い知れる。
 光将と共に来た科学者がゼウスを確認し、作業に入ったところで次のパートに移行する。











◯用語の補足◯

■窮地
 元より陸軍は、ゼウスを利用して大陸全土を巻き込む反乱を引き起こそうとしていた。
 だがガリアノの予想よりも早く本部が嗅ぎ付けた為、デザートローズ内ですら早々に反逆者として始末される流れになってしまった。
 本来ならばその戦闘能力は光将とひけを取らないはずだったが、冷静さを欠いた彼には若き正義を退けることは出来なかった。





■光将
 エルメスミーネ家の長男であり、ロックの腹違いの兄。
 家の名を汚したロックのことを憎んでいる。
 母親譲りの光魔法の高い素質を持っており、剣術と光魔法を織り混ぜて戦う。
 光魔法は攻撃速度と範囲に優れた攻撃的な魔法であり、イベント中はその力でガリアノを圧倒する。
 後で実際に戦うことになるので、剣捌きをしっかりと見ておくと良い。
 立ち振舞いに気品が漂うが、細かい仕草や表情が、兄弟のためかロックに似ている。





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