第一章 城塞都市
このパートは、完全にイベントシーンのみで構成されている。
ヤートの視点に切り替わったら、そのまま会話が終了するまで敵は攻撃もしてこない。
そのままレイルに手を引かれ、走り込んで来た車に飛び乗ったら、イベントが始まる。
車上でのイベントシーンでは、クリスの医学の知識の話になり、その際過去は詮索しないようにと釘を刺される。
何気ない会話だが、後に判明するフェンリルの過去についての伏線になっている。
イベントが終われば、追い縋る翼との戦闘に突入する。
翼との戦闘では、操作キャラがクリスに変わる。
翼は遥か上空に飛翔しており、クリスがジャンプする度にルークがそれに合わせて氷の足場を作ってくれるので、方向を合わせて上昇していこう。
翼の動きは早いが、落ち着いて攻撃していけば良い。
何度か攻撃を避けられると、ロックの重力魔法によりこの戦闘は終了する。
戦闘が終了したら、翼を斬り捨てるイベントが入り、次のパートに進む。
停止していなかった翼との再戦となる。
◯用語の補足◯
■過去
フェンリルの過去については物語が進むと明らかになるが、決して明るいものではない。
過去のことについては皆、滅多に話したがることはなく、話す時の表情も暗いことが多い。
こういった自身の弱味を見せることは、仲間内ではともかく、外部の人間に話すというのは、彼らなりの信頼の証であると言える。
■氷の足場
ルーク操作時、普段から利用することが出来る足場。
ルーク自身の操作と氷の作成を同時進行で行わなければならないため、操作がとても忙しくなる。
だが完璧に使いこなせた場合の爽快感と戦闘能力は、計り知れないものがある。