第一章 城塞都市
このパートはほとんどが、会話シーンで構成されている。
ゼウスの説明が科学者からされるイベントの後に、レイルを操作してゼウスの覚醒状態にあるヤートと対峙するが、この戦闘は科学者の説明が終われば強制的に終了し、この状態のヤートにはいくら攻撃を仕掛けても、ガードされるか反撃されてしまう。
科学者達が逃走するまで、近づかずに静観しておくのが賢明だ。
科学者達が逃げた後に二回の爆発音が響くので、それから頭を押さえるヤートに近づけばこのパートは終了する。
操作がクリスに変わったら、札の制御の説明に従い、敵の機械達の密集地帯に札を放り込もう。
隣でロックも合わせて銃撃を放つので、爆風が起こったら車の上から落ちないようにだけ気をつけよう。
辺りの爆発が止むと、ルークが機体の異常に気付いてイベントに突入。
ここから先は車上での戦闘が続くので、札の残数には注意しておこう。
◯用語の補足◯
■ガードされるか反撃されて~
ゼウス起動状態のヤートは、全ての神経がゼウスによってコントロールされるため、誤りというものがなくなる。
その為判断ミス等がなくなり全ての攻撃に反応出来るようになるのだが、この能力は行動を共にするようになってからはリンク先自体が消滅するために、戦闘では使用出来ない。
強力な能力のため悔やまれるが、そもそも捕虜という設定の彼が戦闘に加入するシーンはほとんどなく、戦闘はもっぱらフェンリルが行うことが多い。
■札
北部の人間が好んで使用する、伝統のある術式。
魔法のように多種多様な現象を起こし、基本的には使用する度に一定の枚数を消費する。
敵を直接攻撃するものから、対象の強度を増すものといった具合に、札に描く文字によって効果は変わる。
フェンリルでは北部出身のクリスのみが使用するが、札に描く文字は北部の文字のため、他のメンバーは使用出来ないと言った方が正しい。
魔法の苦手なクリスの苦肉の策らしく、彼はどんな任務にもある程度は札を持参しているが、元々が北部の武装のため、他の地方で手に入れるには少々割高。
後々に判明する普段から携行している医療キットと合わせると、相当な出費であると思われる。
倹約家の彼がここまでの準備をしているのも、チームの生存率を高める為のリーダーとしての勤めであり、仲間への愛情であると言える。