第一章 城塞都市
エントランスに入ったところで敵の大群と遭遇するイベントが発生したら、各階の敵をクリス、ルーク、ロックの順に殲滅することになる。
まずは一階のクリスでの戦闘だが、敵の主装備が銃ということもあり、素早く相手との間合いを詰めていかないと、一方的にダメージを負ってしまう。
幸いクリスの防御力はかなり高いので、多少強引に間合いを詰めても問題はない。
敵を倒すことを最優先にしつつ、もしダメージ量が心配ならば、持ち物にある回復薬を使用しても良い。
全ての敵を倒すとイベントを挟み、続いてルークでの戦闘に突入すると、今度は遠距離戦同士の撃ち合いになる。
遮蔽物になるような場所はあまりないので、素早く移動しながら応戦していこう。
敵の数が少なくなったらナイフ戦の練習を行うのも、今後のためにはなるので覚えておくといい。
最後はロックで、こちらもルークで敵を全て倒すとイベントが始まり、そこからすぐにロックに操作が切り替わる。
彼の場合は少し特殊で、重力場により空中に舞い上がっている状態からスタートし、全ての動きがスローになっている間に、敵を殲滅しなければならない。
時間的余裕はあるため、焦らなければ問題ないはずだ。
敵も反応していない状態なので、反撃はない。
ロックでの戦闘も終了すればイベントになり、ここでのパートは終了する。
レイルに操作が移ったら、エレベーターが最上階に到着する。
扉が開いたところでロックからの通信が入り、通信の途中で爆発に巻き込まれる。
これはイベントなので回避することは出来ず、ダメージも受けない。
爆発が止み、会話の後にヤートとの戦闘に突入する。
彼との戦闘は特殊で、最初は普通の斬撃のみで攻撃してくるので、上手く避けながら攻撃していく。
しばらくダメージを与えると、彼の攻撃パターンが変化する。
斬撃の後に瓦礫が飛び交うようになり、それらがこちらに対して飛んで来るようになる。
手数、ダメージ共に段違いに増えるので、防ぐことを意識しながら反撃していこう。
この状態のヤートには、いくらダメージを与えても倒すことは出来ず、一定時間経てばイベントが進む。
ヤートのゼウスが発動し、仲間の危機を画面一面に写し出す。
次のパートでは操作がクリスに切り替わる。
逃走用の車両を用意するルークを守るために、クリスとロックで応戦する形になるが、ロックは重力場でルークを守りながら援護してくれるので、プレイヤーは攻撃のみに集中すれば良い。
敵の種類が人間から機械に変わり、手数、耐久力共に上昇しているが、代わりに機動性は落ちている。
怯む動作等が少なくなっているので、あまり強引に攻めすぎないように注意しよう。
敵は無限に出てくるが、一定数倒せばイベントが始まる。
それまでは耐久戦になるので、技の確認や戦闘に慣れる為にも、多くの敵を巻き込む立ち回りを、ここで練習しておくのが良い。
◯用語の補足◯
■斬撃の後に瓦礫が飛び交う
ヤートの操る術の力で、レイルは地唱術だと見ている。
元々は岩や石といったものを意のままに操る術だが、このラボが触れた対象の魔力を吸収する性質の対魔合金製のため、このパートではレイルの受けるダメージ量が増加している。
斬撃の最中に魔法を発動させることは、精神集中の面からいっても高等技術のため、それらを操るフェンリルやヤートは、かなりの使い手であるということがわかる。
■機械
人間の敵とは違い、耐久力が高く手数が多いというのが特徴。
機動力を犠牲にしている個体が多いが、とにかく数が多く視界自体も遮られやすいので、あまり多く放置しておくのは危険。
この城塞都市でしか登場しない部類の敵だが、細かいギミックの違いで数多くの種類を見ることが出来る。
総じて雷に弱く、魔法全般への耐性は低め。
また通信部隊やリーダー格の機体を破壊されると、統率が乱れるという欠点もある。