第六章 過去
このパートはまずは、陸軍地下施設でのリチャードとロックの会話からスタートする。
レイルがそばにいるため、リチャードの返答は遠回しである。
ロックの一言によってリチャードが無線を握り潰すと、会話の後にレイルに光の拘束を再度かけてくる。
体力が徐々に減っていくが、これは演出だけなので心配する必要はない。
場面が精神世界に戻ると、最後にクリスの過去を覗くことになる。
過去の場面であるのだが、相当なプレッシャーをプレイヤーにも与えてくる。
そして途中で光の本流に飲み込まれて、精神世界は終了する。
精神世界が終了すると、陸軍のフェンリルの面々の会話が始まる。
すでに戦闘の準備を始める面々だが、ロックのみ違和感のある反応を見せている。
含みを持たせる彼の態度だが、彼はそれ以上何も話す気はないようで、そのまま次の章へ物語は進む。
◯用語の補足◯
■ロックの一言
リチャードからしたら滞りなくまわっていた日常をいきなり壊されたので、憎しみはロックにしか抱いていない。
確かに男としては最低な人間だったと彼も理解はしているが、自分にとって必要な父親像は軍人としての父親だったからである。
父親への反発すら見せないが、本人もわからないところでその影響はあるようだ。
本人は大切な女性を絶対に傷つけないようにしているが、諸々の‘’血‘’が彼の決意を踏みにじっている。
■プレッシャー
精神世界ではヤートはそういった煽りを受けないはずだが、彼の放つプレッシャーはそれでも二人を威圧する。
彼の激しい感情の動きを、プレイヤーにも感じてもらいたい。