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第六章 過去





 このパートは、陸軍の庭のフェンリル達の会話からスタートする。
 引き続き暇を持て余している一行だが、クリスとロックの通信により、レイルが離れる。
 そしてレイル視点で陸軍の地下施設に向かうことになるのだが、相変わらず自由行動は全く出来ない。
 リチャードに無線機を届けるお使いを終えると、次のパートへと物語が進む。








◯用語の補足◯

■暇を持て余して~
 この時語られているレイルとルークの紅茶談義だが、クリスとロックは心地よく聞いているのみ。
 特にロックは引き取られた先の生活レベルが似ているため、彼の知識により深く感心している。




■お使い
 わざわざレイルを差し向けたロックの意図は、自分の好みの女をリチャードに見せつけることに始まる。
 兄に対する異常とも言える執着は、父親に起因するものである。







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