第六章 過去
第六章は、ほとんどのパートがイベントシーンで進んでいく。
フェンリルの過去をヤート視点で見ていくのが主になるが、合間にデザートローズ内でのフェンリルの行動の場面もある。
戦闘は章を通して発生しないので、物語に集中すれば良い。
このパートでは、レイルの過去を垣間見ることが出来る。
殺人鬼になるまでの行程と腕の切断が描かれるが、彼女の腕に疑問を持つヤート。
軍部の謎の人物も登場し謎は深まるが、ここではその言及はされない。
彼女の回想が終われば、次のパートに移行する。
◯用語の補足◯
■腕の切断
生身の腕を切り落とされた演出がある通り、正真正銘レイルの腕である。
その後に義手を填めたと説明しているが、ヤートはどうにも納得していない様子。
この腕に関しても、ここではこれ以上語られることはない。
■謎の人物
レイルを気に入り、保護する名目で軍部に招いた張本人。
自称父親の親友ということ以外は明かされておらず、どうやら軍部での地位は高い様子。
猟奇殺人犯になった彼女を守ろうと軍を動かすが、その行動原理は彼女への愛だとヤートは感じている。