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第五章 悪意の塔






 このパートでは戦闘は発生せず、ヤートを操作しアレグロとの会話のみでストーリーが進んでいく。
 ジョインの話からアレグロは自身のを語るが、こちらは視点の操作のみしか行えない。
 話が終わると、アレグロがいきなり倒れ込む
 そして中庭から光と共にリチャードが登って来て、次のパートに進むことになる。








◯用語の補足◯

■夢
 アレグロの夢はこの国の空を飛ぶこと。
 幼稚に聞こえるかもしれないが、砂塵にまみれたこの国では、それ程までに夢物語とされている。
 莫大な魔力を捻出するために人間同士のリンクを確立させたいようだが、なかなか難航しているようだ。
 最初は実験体としてジョインを見ていたが、現在は違う感情を持っているようでもある。
 彼の話の大半は、今回の物語では描かれることがない。




■倒れ込む
 リチャードを欺くための演技である。
 フェンリルの面々もそうだが、その演技力は同じく軍人であるリチャードを欺く程。
 普段から情報を操る人間にとって、演技とは武器であり、警戒しなければならないものである。
 敵とは限らない。
 だが、味方とも限らないのである。







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