第二章 脱出、船
このパートは前半はロックの過去、そして後半はヤートの過去の話に分かれている。
同じ国の話だが、二人の住んでいる地域の違いのために、風景が全く違う点に注目して欲しい。
どちらも南部の軍部が絡んでくるが、特務部隊と正規軍の違いも感じ取れる。
話が終わればロックの操作に戻り、部屋を出ると次のパートが始まるので、部屋の中を探索するならこのタイミングでしておこう。
ちなみにロックはここに限らず、ほとんどの場面で部屋を出る時に扉を蹴り開けるが、この動作はキャラクター毎に異なり、シーンによっても変化する。
◯用語の補足◯
■風景が全く違う
同じデザートローズでの話だが、舞台が高級住宅街とスラムとで全く異なるため。
ロック自身はスラム生まれだが、ほとんどを父親の家で過ごしたことにより、貴族の振る舞いに慣れている。
皮肉にもそれが、フェンリルでの暗殺任務に一役買っている。
■扉を蹴り開け~
具体的にはクリスとルークは普通に手で静かに開けるのに対し、レイルとロックはそれに足が加わる。
特に感情が高ぶっているイベントの後等では勢いが増し、ほとんど蹴り飛ばすようにして開ける場合も。
クリスは普段から感情が行動に出ることはなく、どんなタイミングでも静かに行動している。
また、一定時間操作せずに放っておくと始まる待機ポーズも、キャラ毎に異なる。
クリスは携帯端末をチラリと確認し、ルークは腹を擦って周りを見渡す。
レイルは両腕を上げて伸びをし、ロックはタバコに火を着ける。
ちなみにこれは街中での話で、戦闘状態の場合はルーク、ロックは自動的にリロードを始め、クリス、レイルは持っている武器の感触を確認するように撫でるような動きをする。
街中と戦闘中の表情の違いも明確であり、戦闘中は皆うっすらと笑みを浮かべている。