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Relation.

「本日もありがとうございました!!」

MV楽しみにしててくださいね、
と声を掛けられながら
外に出ると柚希が待っていた。

「珍しい!終わったら柚希がいるなんて最高すぎ!」

柚希「私もジャンヌさんの元気な姿見ただけで嬉しい」

車に乗り込むと
柚希は学園まで送ってくれるという。

「柚希が来たってことは黒羽たちのこと?」

どうやら図星のようで
ミラーには困った表情の柚希が映っていた。

「黒羽が面倒見がいいこと、一番よく知ってるでしょ?」

大丈夫だよ
というもまだ何処か腑に落ちない様子。

「Alchemistはきっと柚希がプロデュースをする」

柚希「でも奏が…」

私は窓の外を見ながら
ぽつりと突拍子もないことを話したから
驚いていた。

でもきっとそうだ。
社長の意図もなんとなく分かる。

「私の事は心配しないで。」


いつもステージで見せるようなキラキラスマイルと
ウィンクで心配を払拭させるように笑った。

柚希「それと…黒羽から何か聞いてない?」

「何か…?」


柚希が、星夜くんが…と
言いかけたところで学園についてしまった。

続きが聞けず気になったままだったけれど
そのまま柚希と別れた。

黒羽と星夜くん…?
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