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短編、中編集

「ガルルなんて嫌いだ!」
ホテルの一室で俺はガルルに向かって叫んだ。その言葉にいつも無表情なガルルの顔が少し崩てたように感じた。
「ガルルはいつも上層部だ、任務だと言って会える時間がとれないのに、こんな風に会っても喜びの言葉を言わない、喜びの表情を浮かべやしない…」
俺は今まで抱えていた不満を漏らし、ガルルはただそこに立って聞いていた。
「もう、ガルルとはやっていけない。別れようガルル」
不満を持ってから考えていた事である。
「前の関係に戻ろう、な?」
俺ははそう言うとガルルの横を通り部屋を出よう歩くがガルルに腕を捕まれベットの上に押し倒された。
「ガルル…?」
突然のことに困惑と疑問でガルルの名を呼ぶ。
「俺から離れる事は許さない。たとえ他に男が出来たとしても俺はお前と別れてやらない」
「ガルル…」
「俺はジルル、お前を愛している。お前と会える日をいつも指折り数えているくらいだぞ」
ガルルの右手が俺の右頬を撫でる。少し擽ったい。
「ガルル、ごめん。別れようなんて言って」
「いやいいんだ。感情を表に出さなかった俺が悪いんだ」
ガルルはそう言い顔の至る所にキスをし最後に唇にキスをくれた。
「なあジルル、いいか?」
右手で顎を掴み言う。
「うん、いいよ」
俺は肯定の言葉とともに手を重ねた。
「ジルル、愛している」
俺の唇にキスをする。
「っ、俺も愛している」

あとがき
この後無茶苦茶セッした
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