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短編、中編集

俺は貴方様をあいつみたいに裏切ったりはしない。絶対にない。
俺は貴方様に救われた。貴方様にそのつもりがなくても俺は貴方様に救われた。
だから俺は貴方様のために行動する。
俺の行動理由は貴方様、球磨川様のためになることだったはずなのに、いつからだろう球磨川様の笑顔を見たいと烏滸がましいことを思ってしまうようになったのは。
嗚呼、きっと彼女、黒神めだかのせいだ。彼女との戦闘以降球磨川様はどこか変わってしまった。いや俺なんかがそんなことを思うのは烏滸がましいことなのだが。

でもだからといって何も変わらない。俺にとって球磨川様は絶対の神だから。
球磨川様の"お願い"を俺の命より大事なことに変わりやしない。

『未国ちゃん〜』

球磨川様!
今日はなんだろうか、ジャンプ?たい焼き?それとも肉まんだろうか?
急いで球磨川様のいる生徒会室へと向かう。
生徒会室へと着き入ると人吉善吉、俺の嫌いな阿久根高貴がいたが気にせずに球磨川様の前に行き膝を折る。
「遅くなり申し訳ありません。御用は」
頭を下げ聞く。
球磨川様が口を開く。
嗚呼、この時が俺にとっての幸福だあ
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