オイラと俺

俺はレイ、前の名前じゃないけどここでの名前がないから零からとって自分で名付けてみた。別にヤバい家に生まれたわけじゃなく、
「レイ見ろ」
デイダラに言われ見る。
「すごいな」
「だろ!流石オイラだな、うん」
そうなやり取りをすると決まって聞こえてる。


「デイダラ様がまた独り言を言っておられる」


俺はデイダラの中にいて、もう一つの人格である。俺が言った言葉はデイダラの言葉として発していることになるみたいだ。だからデイダラが独り言を言っていることになってしまう。入れ替わってるわけじゃないみたいだけど頭が良くない俺にはよく分からん。

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