ハンター試験編 第二次試験

次に作るのが寿司となった。
(よし!俺は清く諦めよう)
そう決めた俺は他の受験者達が右往左往している様子を尻目に銃の手入れに精を出していた。


何かが飛んでくる気配を感じお皿でガードし落とさないようにキッチンに置いた。何が飛んできたのか見てみるとゴン作の寿司だった。
「チィーごめんねー大丈夫だったー」
「いいよいいよ大丈夫ー」
近づいてきたゴンに渡す。
「チィーは作らなくていいの?」
「素人にはあの試験官を納得させれるレベルの寿司が作れないからな」
「チィーって寿司が何か知ってるの?!」
「まあな」
「どんなんなだよ?!」
レオリオが身を乗り出す勢いで聞いてきた。クラピカやキルアも興味があるようだった。
「魚の切り身を酢飯の上に乗せて握るっていう言った感じは簡単なんだけど、職人レベルじゃなきゃあ美味しくないだよな」
職人が作る寿司の旨さを話す。
「わりお腹いっぱいになっちった。試験終了〜」
メンチさんが終了の合図を出した。
2/4ページ
スキ