門を潜り進んでいくと大きな男と男の前にある椅子に座る女の人がいた。
「第二次試験官のメンチよ」
「同じくブハラ」
怪獣が唸る声の様な音が聞こえてきた。
(やっぱ、ブハラさんの腹の音リアルでもやばいなあ)
受験者達が騒つく。
「どうやら腹ペコのようね」
「もうペコペコだよ〜」
「なら早速いくわよ。第二次試験の課題は、料理よ！」
「りょ、料理⁈」
料理という言葉に騒つく。そして文句も出てくる。
「何で料理なんだよ！」
「それは私たちが、美食ハンターだかよ！」
メンチさんがそう言うと馬鹿にした笑いが起きる。
(馬鹿にしてるけどお前らよりメンチさん強いからな！)
「で、一体どんな料理を作ったらいいんだ？」
メンチさんはブハラさんの名前を言う。
「豚だよ」
受験者達の驚く声と戸惑いの声が聞こえてきた。
「このビスカの森にいる豚ならどんな品種で構わない。ここにある調理器具を使って作った料理を俺達2人が揃って美味しいと言えば合格だよ」


ブハラさんの合図で受験者達が走り出した。森に入り豚を探す。

探していると鼻が異常に発達した豚を何匹か見つける。
(えーと何だっけかうーん)
突進してくる豚を交わしながら名前を思い出そうとする。
(うーん、グ、グレ、グレイ…あ！)
リボルバーを具現化させハンマーを引き銃口を豚の額に合わせトリガーを引いて撃つ。
(グレイトスタンプだ！)
発射音とほぼ同じに思い出した。

ゴン達と豚を試験会場に運んだ。続々と受験者達が豚を丸焼きにしている。
(さてどうしたものか、どうせネテロ会長が来ないとどうしようもないしなあ)
どうしようもないので豚をクルクルと回し丸焼きにした。

2人に出したが当然メンチさんからはダメ出しされブハラさんは美味しいと言った。
(はぁー次は寿司かぁ)