ハンター試験編 第二次試験
「合格者0人にはちと厳しすぎやせんか?」
ネテロ会長が立っていた。
「ネテロ会長!?」
メンチさんの背筋がピンっと伸びる。ネテロ会長はメンチさんの評価基準に対して理解を示しながらもしっかりと試験の内容に合った審査なのかと言い、メンチさんはそのことを認め謝罪する。
試験の内容が変わりクモワシの卵でゆで卵を作ることになった。そのためネテロ会長の飛行船でクモワシが巣を作る谷へと向かった。
谷底は霧で見えず普通の人であれば足がすくんでしまう。メンチさんは特に症状も変えず飛び降りた。
そして数秒で戻ってきた。
半数近くの受験者達がメンチさんの静止を聞かず飛び降りる。その中には俺も含まれている。