【ss】ティアキン・鍛錬班幹部の夢
「今帰ったぞ!今日はしっかりお土産もある!元気にしてるか!我が娘よ!」
元気はつらつ、エネルギー満タンで帰宅してきたのは愛する我が夫。イーガ団で鍛錬班の幹部を務めている、非常に勤勉な男性だ。若くして幹部役にまで上り詰め、人望も厚く、男前で、妻と娘のことが大好き。自分にできうる最大限の努力をしてくれる、とっても素敵な最愛の夫。
なのは良いのだけれど。
「・・・もう少しで、寝そうだったんですが・・・」
びえええ、とまどろみを邪魔されて覚醒してしまった娘は、天使のような寝顔から一転、顔をくしゃくしゃにして泣いている。何故かといえば、最愛の夫が、元気はつらつ、エネルギー満タンで帰宅してきたから。
自分の大声が大泣きの原因だと即座に理解した夫は、「すまん・・・!」とショックを受けた顔してあたふたしてみせた。
「娘よ!いいものを持ってきたんだ!いつもバナナがおやつじゃ物足りないだろうからと、炊事場の団員に揚げバナナをだな!」
「あなた・・・この子は揚げ物なんてまだ食べられませんよ・・・早すぎます」
この前、バナナを食べられるようになったと伝えて、彼が喜んでいたのを思い出す。覚えていたからこそのお土産だろうけど、赤ちゃんの離乳食について彼はあまり理解していなかった。
「そ、そうか・・・」と明らかに肩を落とす彼。が、これでへこたれていては幹部が廃る、とでも思ったのだろう。「俺が寝かしつけるから、お前は寝てると良い!」と、やる気満々で腕を広げて見せた。
少々不安は残るが彼に託す。次の瞬間、巨漢たる彼がめいっぱい腕を持ち上げ、娘を高い高いし始めた。彼の振る舞いは功を奏し、キャッキャッと楽し気に笑い、眠気は失せ、今夜は眠れないナイトフィーバーが繰り広げられることが決定した。
「じゃあ、あとは任せましたね」
私は寝ずの晩を過ごすだろう彼をおいて、寝室の扉を閉めた。
元気はつらつ、エネルギー満タンで帰宅してきたのは愛する我が夫。イーガ団で鍛錬班の幹部を務めている、非常に勤勉な男性だ。若くして幹部役にまで上り詰め、人望も厚く、男前で、妻と娘のことが大好き。自分にできうる最大限の努力をしてくれる、とっても素敵な最愛の夫。
なのは良いのだけれど。
「・・・もう少しで、寝そうだったんですが・・・」
びえええ、とまどろみを邪魔されて覚醒してしまった娘は、天使のような寝顔から一転、顔をくしゃくしゃにして泣いている。何故かといえば、最愛の夫が、元気はつらつ、エネルギー満タンで帰宅してきたから。
自分の大声が大泣きの原因だと即座に理解した夫は、「すまん・・・!」とショックを受けた顔してあたふたしてみせた。
「娘よ!いいものを持ってきたんだ!いつもバナナがおやつじゃ物足りないだろうからと、炊事場の団員に揚げバナナをだな!」
「あなた・・・この子は揚げ物なんてまだ食べられませんよ・・・早すぎます」
この前、バナナを食べられるようになったと伝えて、彼が喜んでいたのを思い出す。覚えていたからこそのお土産だろうけど、赤ちゃんの離乳食について彼はあまり理解していなかった。
「そ、そうか・・・」と明らかに肩を落とす彼。が、これでへこたれていては幹部が廃る、とでも思ったのだろう。「俺が寝かしつけるから、お前は寝てると良い!」と、やる気満々で腕を広げて見せた。
少々不安は残るが彼に託す。次の瞬間、巨漢たる彼がめいっぱい腕を持ち上げ、娘を高い高いし始めた。彼の振る舞いは功を奏し、キャッキャッと楽し気に笑い、眠気は失せ、今夜は眠れないナイトフィーバーが繰り広げられることが決定した。
「じゃあ、あとは任せましたね」
私は寝ずの晩を過ごすだろう彼をおいて、寝室の扉を閉めた。