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お兄さんがコメントくれたのは一回きり。学校に行っているし、わたしはどこにも行けてないから、公園とか公園とか、しか言えないけれど、お気に入りの服を纏って、子供用の化粧品でメイクアップして、写真を撮りに行く。本当のこと言うと、ただただ地獄に生きたいから。とどのつまり、死にたい。
わけわかんないくらいつらい。お友達に嫌われたり、変子扱いされるのはわかっている。わたしが色々調べたときに、一番しっくりきた言葉、サイコパス。P-S-Y-C-H-O-P-A-T-H Psychopath 意味は精神異常者。なにがサイコパスかって? たぶん、色んなひとに、嘘はつけないから、本当のことをちょっぴり脚色して話していること。グラムにダイレクトメッセージの機能が付いた。楽しい。
『君いくつ?』
『10です』
『かわいいね』
『嬉しい♡ありがと』
『大人になったら会おうね』
『ほんと? お迎え来てね』
『君ほんとに10?』
『そうよ? わかんない?』
『大人の女より綺麗だよ』
『ありがとう。素敵なひとね』
『君が本命ってことだからね』
『そう? ありがと』
『ねえ、家どこ?』
『あー、百貨店まで迎えに来て』
『ねえ、君、俺と会わない?』
I got you! 先に捕まえられちゃった♡
歩いては遠すぎるから、バスに乗って出ていく。移りゆく景色を眺めながら、思うのは、今日はドタキャンされませんように。なんか、浮気してるみたい。わたしのお兄さんは、写真のひと。ずっといいねくれてるし、わたしも検索しなおしていいねしているけれど…なんでかな。心苦しいや。
「君、いくつ?」
「今、十です」
「オレのことわかる?」
「ええ、わかります。お兄さん、実際会うと想像より大きい…」
「は?」
「男らしいひと、好きです♡」
「あー、わかった。君って…結構……」
「知ってます。でも、お兄さんって、今…」
「どこ行きたい?」
「うーん、お喋りしたい」
「どこかって聞いてんの!」
「じゃあ、カラオケにして」
「は?」
「お兄さん、お歌上手でしょ?」
「ええけど…やっぱガキやな」
「そうです」
びっくりした。服のお兄さんの歌う曲が全部女物ばっかしやった。お喋りしたいけど、歌うのもったいないしなぁって思ってたら、カフェに連行された。なにあったん? なんて聞かれたけど、その後のことは正直ちゃんと覚えていない。わたしの知ってる曲はママの好き…やし。
「お前、英語上手いなあ…うらやま」
「ほんま? 嬉しい!」
「どういう意味?」
「本当に好き! いっぱい好きって意味!」
「そうか…」
や、え? あー、どうしよ? 夢かなぁ。夢だったかも。初めて取られちゃったかな。うーん…まあ、いっか。明日…学校、やだなぁ。
わけわかんないくらいつらい。お友達に嫌われたり、変子扱いされるのはわかっている。わたしが色々調べたときに、一番しっくりきた言葉、サイコパス。P-S-Y-C-H-O-P-A-T-H Psychopath 意味は精神異常者。なにがサイコパスかって? たぶん、色んなひとに、嘘はつけないから、本当のことをちょっぴり脚色して話していること。グラムにダイレクトメッセージの機能が付いた。楽しい。
『君いくつ?』
『10です』
『かわいいね』
『嬉しい♡ありがと』
『大人になったら会おうね』
『ほんと? お迎え来てね』
『君ほんとに10?』
『そうよ? わかんない?』
『大人の女より綺麗だよ』
『ありがとう。素敵なひとね』
『君が本命ってことだからね』
『そう? ありがと』
『ねえ、家どこ?』
『あー、百貨店まで迎えに来て』
『ねえ、君、俺と会わない?』
I got you! 先に捕まえられちゃった♡
歩いては遠すぎるから、バスに乗って出ていく。移りゆく景色を眺めながら、思うのは、今日はドタキャンされませんように。なんか、浮気してるみたい。わたしのお兄さんは、写真のひと。ずっといいねくれてるし、わたしも検索しなおしていいねしているけれど…なんでかな。心苦しいや。
「君、いくつ?」
「今、十です」
「オレのことわかる?」
「ええ、わかります。お兄さん、実際会うと想像より大きい…」
「は?」
「男らしいひと、好きです♡」
「あー、わかった。君って…結構……」
「知ってます。でも、お兄さんって、今…」
「どこ行きたい?」
「うーん、お喋りしたい」
「どこかって聞いてんの!」
「じゃあ、カラオケにして」
「は?」
「お兄さん、お歌上手でしょ?」
「ええけど…やっぱガキやな」
「そうです」
びっくりした。服のお兄さんの歌う曲が全部女物ばっかしやった。お喋りしたいけど、歌うのもったいないしなぁって思ってたら、カフェに連行された。なにあったん? なんて聞かれたけど、その後のことは正直ちゃんと覚えていない。わたしの知ってる曲はママの好き…やし。
「お前、英語上手いなあ…うらやま」
「ほんま? 嬉しい!」
「どういう意味?」
「本当に好き! いっぱい好きって意味!」
「そうか…」
や、え? あー、どうしよ? 夢かなぁ。夢だったかも。初めて取られちゃったかな。うーん…まあ、いっか。明日…学校、やだなぁ。
