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女帝

 その女が成人したとき、変わらぬ見目に俺は酷くたまげた。十三歳から変わらぬ見目に、その女が言うには老けているらしいが、その実、子どものまま。その女の幼気な容貌に、阿呆痴呆は小さいとのたまうが、俺にとっては憤慨していると知るからに、他所の女と同じくらいの背丈であるし胸は大きいし、なにより女も男も目寸分の目無しと思うのは、無類の麗姿に天然の美貌と思えんことだ。幾分か短い間でも、隣に並んだとたんに、近くでまじまじと、あるいはほんの少しでも、その女が自分と似ても似つかぬと、その女より美しく化けたとてお前の容貌の劣る惨たらしさに知る。それを知らずしていた女どもは自分の愚かさを知り涙ぐむのだろうか。実に滑稽の極まれり。
 その女が、年幾ばくのない少女だった頃を思い浮かべたときに、その女の言う自分の顔を美しいと思えん理由に嫉妬とは嫌に残積するのだなと思う。それほど、妖艶さを秘めた子どもらしくない表情を浮かべる女だった。その女の快楽が果たせないときに、世の人は恐るに足りると事実として登るのが、その女が不快になったものは一度、滅びてしまうということだ。
 げに恐ろしきは人の業なり。

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  • 讃美

     その子に話しかけられるのが嬉しいと思いますよ。どの人も。まあ、女がどう思うかはなんとなく想像つきますけど、俺からしたら、羨ましいですよ。より良くなるって思われてることには変わりないのに。でも、バカですよねぇ。正直、彼女に嫌なことして何になるんでしょう。端から見ていたらかわいそ可愛いって言うやつなので。俺、不思議だったのが、その子の容姿をどんな風にそいつらは見ていたのかなぁって。俺、今推し活できてませんよ。彼女がどっかで働いてたから俺ら見てられてたんだし。残念ですよ。

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