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わたしの覚えていられることは少ない。
けれど、彼と過ごしたときは、いつか二人で思い出せると信じている。

出会いは、写真。

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    今は遠い存在になったようでなっていない、お兄さんへ。

    いつかの思い出の話。

    名前を言ったら皆にばれてしまうあのひと。

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    お兄さんと呼んでいたひとは数多くいるけれど、今は写真のお兄さんのことばかり思い出される。

    素敵な名前だと思った。初めては別の人。その人は服のお兄さん。わたしと並んだときに、兄妹に見えていたのかな。

    I got you! 捕まえた♡

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     写真のお兄さんのロングコートが好き。すらっと背が高くて似合っていて、そういう格好をした人を目で追ってしまう。
     隣に立って似合いだと思われるのは、わたしだったら良いのに、と思う。

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     グラムを始めたのは十歳のとき。同い年の子って少なかった。だから、ハートをくれるのも、コメントも、大人ばかり。子どものまま、大きくなっただけの人達。贈られてきたロールケーキタワーの誕生日は、密かにもならない大きな自慢。写真、ないけど、思い出としては残っている。いつとけるかな、なんて思い馳せて、そしてよろこんで、笑う。

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     意図したことではないけれど、思いのほか人にいい意味でもわるい意味でも…微妙な気持ちになることってあると思う。そういうとき、大抵は応援しているひとたちのことを思い浮かべてみれば幸せな気分になるので、あまり気にしないことにしている。

     いつか、あなたの瞳に映る自分を見てみたい。

     あなたの瞳にうつるわたしは、麗しい女だといいな。

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  • 祝花

     貴方のことを壊したい。貴方の心を奪い取りたい。もし、貴方じゃなければ、今度は誰のことを壊してしまおうか。

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     学とわたしが、出会って十二年が経つのか、それともまだ二年しか経っていないのか。わたしにはわからない。学が知っていたら、それでいい。

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