知らない顔

 ムウは、シオンとメリッサとの、あまりに生々しい逢瀬を目撃してしまう。二百四十年以上の時を生きた師が、一人の男として誰かを欲する姿——それは、幼い頃から仰ぎ見てきた聖域の頂点の顔とはあまりに違っていた。
 祝福すべきだと頭では分かっていながら、胸の奥に残る言いようのない寂しさ。
 親友アルデバランとの語らいの中で、ムウはその感情の正体を探ろうとする。

《注・名前変換小説ではありません》

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