短編
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【お買い物】
恋人であるフューの研究室で
彼のクローゼットの中を見て話す
『ねぇ、フュー』
「ん?なーに?ロマネス」
『服、買いに行こう』
彼の服装は動きやすそうな黒いトップスに
黄色のズボンと同じく黄色い靴
元々この服装はやめて欲しいって
思ってたけど、クローゼットを
開けて驚いた
ほぼその服しか入っていない
1着だけ軍服のようなかっこいい服が
あったけど、ほとんど着てないみたい
「えー、服なんて何でもいいじゃない」
『よくない』
本人は研究に支障が無い服を
基準に選んでる様で特に
着飾ることに興味は持っていない様子
にしてもこの服はどうなんだろう
黒のトップスは引き締まって見えるし
かっこいいと思う
問題はズボンと靴だ
何分丈と言っていいのか分からない
微妙な丈のズボンに、長靴のような靴と
その靴から微妙に見えている白い靴下の
組み合わせがなんとも言えない
その服が本人の好みなら
尊重したいと思うけど、
適当に着ている服なら
口出ししても良いかな
『ね?行こう』
〜〜~~〜〜~〜〜~~
面倒くさがるフューを説得して
2人で手を繋いでモール内を歩く
最初は恥ずかしさもあったけど、
あまり来ない場所で興味深いのか
今にもどこかに行きそうなフューを見て
手を繋ぐことにした
今この手を離したら、リードを手放された
犬のように走って行きそう…
めぼしいお店を見つけたら入って物色して
良さそうなものは試着してもらってを
繰り返すうちに思ったことがある
『やっぱりフューは
明るい色が似合うんだね』
「でしょ?!」
服関係で初めて褒められたのが
嬉しかったのか、フューは
目を輝かせながら同意を求めてきた
その姿は可愛いんだけど
何度考えてもあのズボンの丈は無い
その後もフューに似合いそうなものを
探しては試着してもらっていたけれど
「ねぇー、まだ着るのー?
僕、疲れてきちゃったんだけどー」
最初は物珍しさからお店に入る度に
キョロキョロしていたフューは、今では
すっかり疲れて飽きている様子だった
私としてはもう少し色んなフューを
見てみたかったけど、とりあえず良さげな
ものを数着買えたし、これで良しとしよう
『お洋服はこのお店で最後にして、
あとはお洋服以外のお店をまわってみよう
フューが気になってた所も寄ろうね』
「え?!いいの?!やったね!」
急に元気が戻ったフューのあとに
続いてお店の出口をくぐる
研究一筋のフューが私の言葉を聞いて、
時間を割いてまで買い物に来てると思うと
私はフューの特別なんだなって実感できる
また理由をつけてデートに
誘ってみるのも悪くないかも
「ほら、ロマネス早く!」
フューはワクワクした表情 で
手を差し伸べている
私はその楽しそうな姿を
見つめながら手を重ねた
恋人であるフューの研究室で
彼のクローゼットの中を見て話す
『ねぇ、フュー』
「ん?なーに?ロマネス」
『服、買いに行こう』
彼の服装は動きやすそうな黒いトップスに
黄色のズボンと同じく黄色い靴
元々この服装はやめて欲しいって
思ってたけど、クローゼットを
開けて驚いた
ほぼその服しか入っていない
1着だけ軍服のようなかっこいい服が
あったけど、ほとんど着てないみたい
「えー、服なんて何でもいいじゃない」
『よくない』
本人は研究に支障が無い服を
基準に選んでる様で特に
着飾ることに興味は持っていない様子
にしてもこの服はどうなんだろう
黒のトップスは引き締まって見えるし
かっこいいと思う
問題はズボンと靴だ
何分丈と言っていいのか分からない
微妙な丈のズボンに、長靴のような靴と
その靴から微妙に見えている白い靴下の
組み合わせがなんとも言えない
その服が本人の好みなら
尊重したいと思うけど、
適当に着ている服なら
口出ししても良いかな
『ね?行こう』
〜〜~~〜〜~〜〜~~
面倒くさがるフューを説得して
2人で手を繋いでモール内を歩く
最初は恥ずかしさもあったけど、
あまり来ない場所で興味深いのか
今にもどこかに行きそうなフューを見て
手を繋ぐことにした
今この手を離したら、リードを手放された
犬のように走って行きそう…
めぼしいお店を見つけたら入って物色して
良さそうなものは試着してもらってを
繰り返すうちに思ったことがある
『やっぱりフューは
明るい色が似合うんだね』
「でしょ?!」
服関係で初めて褒められたのが
嬉しかったのか、フューは
目を輝かせながら同意を求めてきた
その姿は可愛いんだけど
何度考えてもあのズボンの丈は無い
その後もフューに似合いそうなものを
探しては試着してもらっていたけれど
「ねぇー、まだ着るのー?
僕、疲れてきちゃったんだけどー」
最初は物珍しさからお店に入る度に
キョロキョロしていたフューは、今では
すっかり疲れて飽きている様子だった
私としてはもう少し色んなフューを
見てみたかったけど、とりあえず良さげな
ものを数着買えたし、これで良しとしよう
『お洋服はこのお店で最後にして、
あとはお洋服以外のお店をまわってみよう
フューが気になってた所も寄ろうね』
「え?!いいの?!やったね!」
急に元気が戻ったフューのあとに
続いてお店の出口をくぐる
研究一筋のフューが私の言葉を聞いて、
時間を割いてまで買い物に来てると思うと
私はフューの特別なんだなって実感できる
また理由をつけてデートに
誘ってみるのも悪くないかも
「ほら、ロマネス早く!」
フューはワクワクした
手を差し伸べている
私はその楽しそうな姿を
見つめながら手を重ねた
