帰郷(ターレス長編)
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自然は良い
静かで可愛い動物達もいて、
私も自然体でいられる
そうして森の中でそよ風の音や動物達が
奏でる音を目を瞑って聞いていた時だった
『……!!』
何かの気配を感じる
とっさに目を開けて辺りを見渡すが
何も見当たらない
でも確信に近い
誰かいる
『……どなたですか』
「ほう、これは驚いた
まさか俺の気配に気付く奴がいるとは」
警戒しつつ声を出すと少し離れた木の陰から1人の男が出てきた
ロマネスは男を静かに見つめて身構えた
『……』
「そう警戒しなくても、攻撃しやしないさ」
そう言う男は特徴的な髪に
変わった装いをしていた
ほぼ全員顔見知りの様な小さな町
にもかかわらず、彼は見た事の無い顔だし
装い・雰囲気から見ても怪しい男だ
警戒するなという方が無理がある
しかし男はこちらの警戒も気にせずに
ゆったりとした足取りで近付いてくる
『……』
「お前の戦闘力が他の住民より
高いのが気になってな。
何も無いようならすぐにでも……」
男はふと私の脚の方を見てピタリと止まった
「お前、サイヤ人か…!」
『…は?』
サ……なに?
『知りません』
「知らないだと?」
『はい、私はこの星の生まれではありませんし
自分が何者かも知りません』
それでも皆んなは私を受け入れてくれた
私はこの星で幸せに暮らしている
「フ、ハハハ…知らないか」
『?、はい』
「フ、フフフフ、ハハハハハ!」
男は額に手を当て、
空を仰ぐように笑い始めた
