短編
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たぶん空から
彼女はやってきた
それか僕の方が
夢を見ているかだ
「こんなに違うもんかなぁ...」
昼休みの教室は、騒がしくてわくわくさせる。
ハルちゃん達とお昼を食べ終わって、屋上から教室に戻ってきて席についた僕、葉月渚は、机に両肘をつきながら、ぼーっとただ1人の女の子を見ていた。
北別府優雨
彼女の名前を頭に書くだけで、心がぽかぽかしてしまうんだから、たぶん彼女は太陽神の生まれ変わりだったりするんじゃないかな。
なんだっけ、、、天照大御神だっけ?
アポロン?うーん...いくら考えても名前はわからないけど、とにかく、彼女は太陽だった。
僕だって、いつもニコニコしてて太陽みたいって言われたこともあるけど、彼女の側にいたら、きっとただの五等星くらいになっちゃうんじゃないかな。
...なんて考えていたら、パシンっと何かに叩かれた。
「痛いっ」
「渚くん?教科書、出しておきなさいといつもあれほど言っているでしょう!
まったく...君は歩けばすぐに忘れる鳥ですか?」
「むー、玲ちゃんひどいー!」
「うるさいです。ほら、あと1分47秒でチャイムがなりますよ」
「わーかったよぉ」
しぶしぶ北別府ちゃんを見るのをやめて教科書をカバンから出そうとする。
する、んだけど...
「あ、あれぇ?」
「...渚くん...まさか、教科書を忘れたなんて言いませんよねぇ...?」
「あ、あはー☆」
「あはー☆じゃありません!!どうするんですか!!」
「うわわぁ!玲ちゃんそんなに怒らないでよー!!」
困ったなぁ。
まぁなくてもなんとかなるでしょ。
そう思ってた僕に、太陽が近づく気配がした。
「葉月くん、教科書忘れたの?」
「え、あ、北別府ちゃん...!
あ、うん、家に忘れちゃったみたいで...もー僕ってばうっかりしちゃった☆」
「あははっ、実は私もなんだ」
へらっと笑う彼女。
あぁ、ほんと太陽みたいっ!
少しときめいていると、彼女がこそっと耳打ちをした。
「だから、一緒に怒られちゃおっか
その方が1人で廊下で立たされるよりずっといいよね!
それに、葉月くんともいっぱいお話できるし!」
そう、彼女は太陽みたいな顔で笑った。
君は僕の太陽
(はたまた女神様)
彼女はやってきた
それか僕の方が
夢を見ているかだ
「こんなに違うもんかなぁ...」
昼休みの教室は、騒がしくてわくわくさせる。
ハルちゃん達とお昼を食べ終わって、屋上から教室に戻ってきて席についた僕、葉月渚は、机に両肘をつきながら、ぼーっとただ1人の女の子を見ていた。
北別府優雨
彼女の名前を頭に書くだけで、心がぽかぽかしてしまうんだから、たぶん彼女は太陽神の生まれ変わりだったりするんじゃないかな。
なんだっけ、、、天照大御神だっけ?
アポロン?うーん...いくら考えても名前はわからないけど、とにかく、彼女は太陽だった。
僕だって、いつもニコニコしてて太陽みたいって言われたこともあるけど、彼女の側にいたら、きっとただの五等星くらいになっちゃうんじゃないかな。
...なんて考えていたら、パシンっと何かに叩かれた。
「痛いっ」
「渚くん?教科書、出しておきなさいといつもあれほど言っているでしょう!
まったく...君は歩けばすぐに忘れる鳥ですか?」
「むー、玲ちゃんひどいー!」
「うるさいです。ほら、あと1分47秒でチャイムがなりますよ」
「わーかったよぉ」
しぶしぶ北別府ちゃんを見るのをやめて教科書をカバンから出そうとする。
する、んだけど...
「あ、あれぇ?」
「...渚くん...まさか、教科書を忘れたなんて言いませんよねぇ...?」
「あ、あはー☆」
「あはー☆じゃありません!!どうするんですか!!」
「うわわぁ!玲ちゃんそんなに怒らないでよー!!」
困ったなぁ。
まぁなくてもなんとかなるでしょ。
そう思ってた僕に、太陽が近づく気配がした。
「葉月くん、教科書忘れたの?」
「え、あ、北別府ちゃん...!
あ、うん、家に忘れちゃったみたいで...もー僕ってばうっかりしちゃった☆」
「あははっ、実は私もなんだ」
へらっと笑う彼女。
あぁ、ほんと太陽みたいっ!
少しときめいていると、彼女がこそっと耳打ちをした。
「だから、一緒に怒られちゃおっか
その方が1人で廊下で立たされるよりずっといいよね!
それに、葉月くんともいっぱいお話できるし!」
そう、彼女は太陽みたいな顔で笑った。
君は僕の太陽
(はたまた女神様)