めっちゃ面白かった　紙でも欲しいくらいの良作
小説を趣味で描いてる感情表現になんか乏しい黒髪平凡ｶﾜｲｲ男子が、大学で俳句ゼミに入って俳句を学び作る話

「昭和元禄落語心中」や「舟を編む」、BLだけど「東京心中」などを読んでいても思うけど、仕事系の物語ってすんごい面白くて好きだ
いろんな業界ならではの苦悩とかこだわりとか、知らないことが多くてとても良い

言葉をテーマに扱う話は特にすきだと思う　なんだろううまく言えないけど、小説を読んでいる気分にもなる
「ほしとんで」もそんなかんじで安心して読める一方笑いどころが本当に笑えるから良い　笑いどころがギャグマンガ

そしてキャラがいい　黒髪平凡ｶﾜｲｲくんがめっちゃ平凡なのがかわいい
俳句ゼミの他の仲間も楽しい人ばかりで好感が持てる
いいなあ　楽しく自由に学んでいる　若いなあ…いや若さで片付けてはいけない…（突然の戒め）

なにより私の推しは主人公の幼なじみ？親友？のイケメン
舞台は芸術系の学科が集まった大学で、イケメンは俳優だったか専攻で
主人公を同じ俳優の専攻に誘ったが数秒で断られただとか、断られたのはともかくそれにショックを受けてるとこだとか、
主人公がゼミでできたお友達（男）がなんとなくイケメンと気が合いそうだから紹介してやろうとイケメンに「紹介したい人がいる」とメールを送ったらなかなか返事を返せないほどショック受けたりだとか、覚悟を決めたので会いますなどと返事したりとか、
とにかくBLの気配がｿﾜｯｿﾜしてやまない
すごくいい　かわいい

推しはともかくお仕事系の物語が好きなら（お仕事ではないけど）まず間違いなく面白いので、是非