見せる用

[5月9日の朝]
「点呼とります、眠い・アダム・メイソン・イエティ・サンチェスいるか?」そう言って点呼を取ったのはすずこ支部の「管理人」雑な性格だがこれでも一応裏エンドも見た程にやり込んでいる生粋のゲーム好きだ。
「全員います」そう言ったのはすずこ支部の最強職員「眠い」名前からは分からないかもしれないが最古参でありどんな状況でも確実に生き残ってきた職員だ。
「今日から1泊2日の社員旅行旅行行くんだね!」そう言って楽しそうにしているのはすずこ支部の鎮圧担当「アダム」名前とは違って性別は女性であり彼女は鎮圧に関してはかなりの強さを誇る。(パニック状態で眠いと対等に渡り合っていた)
「楽しみだけど…酔い止め飲んでおかないと…」そう言って酔い止めをバックから出したのはすずこ支部のアレフ職員「メイソン」ちょっと暗い性格だが根はやさしいので他の職員から支持されている。
「私も参加させてもらえて嬉しいです。」そう言っていたのはすずこ支部のアレフ職員「イエティ」これと言って特筆すべき点はないが慎重と自制が高いためか手先が器用で意外と機械にも詳しい。
「わざわざ車まで手配するとはな、そこまでしてあそこの宿に行きたいのか?」パンフレットを見ながらそう言ったのはすずこ支部のアレフ職員「サンチェス」髪をポニーテールでまとめているが男性であり最近ギフトのダ・カーポを付けていたせいか右目と左目の視力が違ってきているのが悩みらしい。
「まあ、いいでしょ?折角なんだし楽しもうよ。」管理人はそう言って車に荷物を積んだ「あ、そう言えばあそこの周辺に川があるらしいから川遊びもしようと思ってるんだ。」それを伝えると「おお~!すごく楽しみ!」と喜ぶアダムと「水苦手なんですよね…」と怖がるメイソン。
「まあ、水遊び苦手なら釣りやろうぜ!」そう言って管理人は釣り竿を持って行った「本当は釣りがしたいってのが一番なんだけどね。」そう言うとサンチェスが「だからあそこにこだわるんだな。」そんな感じで話しながら車に荷物を積み終わり、運転免許を持っているイエティに頼んで宿に向かった。

[宿]

「目的地はここですね。」そう言って駐車場に車を止めて管理人と職員たちは荷物を持って宿のチェックインを済ませて部屋に向かった。
管理人と眠いとサンチェスは「001…002…003…あったぞ、005号室だ。」そう言ったサンチェスに「じゃあ、貰った鍵で開けますね」と言って眠いが鍵をつかって扉を開けて「ちょっと…荷物俺よりも持ってるのになんでそんなに速いの…」と遅れてきた管理人とサンチェスも同じ部屋に入った。
アダムとメイソンとイエティは「うーん…あ、ここだね!205号室。」そう言ったアダムに「私が鍵持ってるのに先に行かないでくださいよ…」と言って鍵を使って扉を開けて「アダムさんが重い荷物持ってくれたおかげで運びやすかったです。」そう言ったイエティとアダムも部屋に入った。

[しばらくして]

「よし、結構落ち着いてきたしそろそろ川遊び行ってみようか。」そう言った管理人に眠いとサンチェスは「了解です、ではメイソンにラインして報告します。」「じゃあ、俺は釣り道具を準備しておくよ。」そう言っててきぱきと準備をしていた「うちの職員たち…やっぱすごいわ…」そう思いながら管理人も準備をしていた。

[川]

「そろそろメイソン達も着くらしいです。」そう言う眠いにサンチェスが「あいつらなんで遅いんだ?」と聞くと「飲み物をいくつか買ってくるらしいです。」それを聞いて「しっかり対策取ってる辺り凄いよな。」そう言ってサンチェスは釣り竿に餌を付けて釣りを始めた。
「………管理人?どうしたんだ?」管理人は言った「いや…餌のミミズが怖くて触れない…」それを聞いて「それでも男かよ…餌付けてやるから釣り竿持っててくれ。」そう言って釣り竿を持たせて管理人の釣り竿にも餌を付けてあげた。
「おーい!きたよ~!」そう言ってアダム達も合流した「遅れました…とりあえず眠いさんとサンチェスさんにはアクエリアスです…管理人はファンタです…」それを聞いて管理人は言った「え?なんで俺が飲みたいやつ知ってたの?」そう聞くと「私だって最古参職員なんですから管理人の好みぐらいわかります…」そう言われて「凄いなぁ…うちの職員何でもできるな…」そう思いながら管理人は言った「じゃあ、各自でやりたい川遊びをしていいぞ。」そう言うと眠いが「ちょっと川に入って見てもいいですか?」と聞いたので「別にいいぞ。」と言うと眠いは靴と靴下を脱いで川に入ってみた。
「冷たくていいですね。」それを聞いてアダムも「私も入る~」そう言って川に入った「わぁ~冷たくて気持ちいい!」その光景を見てた管理人は「なぁ、サンチェス、あれ見てみ?楽しそうだしサンチェスも行ってくればいいんじゃないか?」そう聞くと「いや、俺は釣りでいいよ。無理に行く必要もないしな。」そしてその時魚が掛かった「お!ヒットしたぞ…おりゃあ!」そう言って釣りあげたのはちょっと大きめの鮭だった「サンチェスはもう釣れたのか…俺全然かかんないや…」そう言ったら「じゃあ、俺が釣りやるからみんなの所行ってくればいいんじゃないか?」そう言われて「え?いいのか?ありがとう!」そう言って釣り竿をサンチェスに渡してみんなの所に行った。
「みんな川遊び楽しそう…」そう言って一人川付近の石に座って眺めるメイソンに管理人は「どうした?一緒に遊ばないのか?」と聞いたが「私…水が苦手で…川って結構危ないですし…」そう言っていたので「そうか…俺も実は水苦手なんだよな…」近くの石に座って川遊びを眺めることにした。
「…えっと、メイソンさ…めっちゃ日当たりいいところなのに帽子被らなくて暑くない?」そう聞くと「…めっちゃ暑いです…でも帽子忘れたんです…」そう言っていたので「あ、そうだ…(ガサゴソ)あった、俺はリュックにいつも折り畳み傘入れてるんだよね。これを日傘替わりにつかえないかな?」と聞くと「ありがとうございます…少し借りますね…」そう言って折り畳み傘を日傘替わりに使った「管理人はどうするんですか…?」そう聞かれたので「俺?俺は…(ガサゴソ)このクリアファイルでいいかな?中に結構イラスト入ってるからこれでガードできるはず。」そう言ってクリアファイルをしまったら「え…?しまうんですか…?」と聞かれて「別に暑い訳ではないしね。」と答えた「ついでに言うとね…そろそろかな?」(バシャッ!)「管理人…!大丈夫ですか…?めっちゃ水かかりましたけど…?」アダム達が川遊びしていた時に管理人に水がめっちゃかかってしまったが「大丈夫、想定内だから。」そう言った管理人にメイソンが聞いた「どういうことですか…?」管理人は言った「いや、川遊びする以上服が濡れるのはしょうがないからね。」それを聞いてメイソンは「なんで今そうなるって分かったんだろう…」と思ったがここは聞かないことにした。
「服濡れたから一度部屋に戻りたいし鍵くれない?」そう聞くと「分かりました、どうぞ。」眠いはそう言って鍵を渡した。
管理人は言った「なぁ、メイソン一つ言いたいんだが…折り畳み傘返すの忘れないでね?」そう言って管理人は部屋に帰って行った。

[しばらくして]

「俺達もそろそろ帰りましょうか。」眠いがそう言うと「え~もうちょっと遊ぼうよ~」と駄々をこねるアダムにメイソンが「ダメです…帰りましょう…」そう言ってそのままみんな帰った。
「あ、眠いさん…この傘を管理人に返してくれませんか…?」そう聞かれたので眠いは「分かった、返しておくよ。」そう言って傘を受け取って部屋に入って行った。

[男子部屋]
「お?おかえり、楽しかったか?」ソファーに寝そべってゲームをしながらそう聞く管理人に「楽しかったぜ。」と一言話したサンチェスに管理人が「そう言えばあの後釣れたか?」と聞くと「めっちゃ釣れた」と答えたサンチェスに「そりゃよかったな。」と管理人が言った。
「まあ、とりあえず俺は服も着替えたしやりたいことも無いからゲームしてたんだ。」そう言った管理人に眠いが「そういえば、ここの風呂場とか見てませんでしたね。」それを聞いてサンチェスが「そもそも、この部屋の設備ほとんど見てないだろ。」と言ったので管理人が「じゃあ、軽く見て回るか。」そう言って部屋内を見て回ったところ特に使いそうな設備は
・風呂(一人用の湯船とシャワーが一つ)
・寝床(布団が数枚)
と言った感じだった。
「へぇ~意外と設備はこれと言って豪華って訳じゃないな。」サンチェはそう言った。

[女子部屋]
「さて、これから何するの?」そう聞いたアダムにメイソンは「夜飯にはまだ早いですね…」と言ったらイエティが「ここの夜飯ってどんなの出るんですかね?」と聞いたのでメイソンが「魚は確定でしょうね…」そう言っているとアダムが「ねぇ、メイソンは暇な時何やってるの?」と聞いてきたので「いつもは眠いさんとお話ししてたりしますね…」それを聞いてアダムが「何の話するの?」と聞くと「え?うーん…最近の福祉チーム(※眠いは福祉チームのチーフです)でのあったこととか…」それを聞いてアダムは「なんか…ずっと仕事の話なんだね…」それを言われてメイソンは「ずっとって訳ではないです…時々、お菓子食べながら好きな漫画とかアニメの話もします…」それを聞いてイエティが「へぇ~メイソンさんや眠いさんもアニメとか見るんですね。」そんな感じでお話ししていると夜飯の時間になった。



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