ガチでやってみる

「ん?なんだこれ…変な手紙が入ってる?」ポストを確認してそう言った男は「竜崎颯りゅうざきはやて」プログラマー志望のいたって普通の男だ。
「読んでみるか。」手紙の中を確認するとこう書いてあった「ERRORCODE研究所URL:https://line.me/ti/g2/C-H3I--hd6NBwr6LzOtRoA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default」これを見て颯は「ERRORCODE研究所?URLを見る感じ…ラインのOCだな…まあ、軽く見てみるか。」そう言ってこのURLを見てみた。
「あった…でも文字化けしてるな。」そのOCに入ってみるとERRORCODE:01-444-Dと言うアカウントに話しかけられた「ようこそ、ERRORCODE研究所へ」それに颯は「よろしくお願いします」と答えた。
「詳しいことは施設案内がここのノートにあるのでそれを見てください。」そう言われて颯は「了解しました。」そう言ってノートを見に行った。

施設案内

用途:ERRORCODE研究施設

研究したい場合:ERRORCODE:01-444-Dに研究したいERRORCODEを報告していただければ実験許可を出します。

ERRORCODEの読み方:種類ーシリアルナンバーー効果となっています。

ERRORCODEの種類:01:セキュリティー
         :02:機械
         :03:生物
         :04:万物

ERRORCODEのシリアルナンバー:001から一づつカウント

ERRORCODEの効果:A:アタック:直接ダメージを受ける
         :B:バフ:何かしらの効果が起きる
         :C:ケージ:なにかを収容すると効果が起きる
         ;D;ディフェンス:問題が起きたときの対策
         :F:ファクトリー:なにかを作成すると効果が起きる

現在研究済みのERRORCODE:
01-444-D(発見者不明)
02-001-A(発見者ERRORCODE:01-444-D)
01-110-C(発見者ERRORCODE:01-444-D)
01-223-F(発見者ERRORCODE:01-444-D)

現在未研究のERRORCODE:
03-907-B(発見者よもぎ研究員)
03-740-A(発見者内藤ないとう研究員)

と言うノートが貼ってあった。

「うーん…つまりこれはそれっぽいERRORCODEって言う異常存在を作ったりするなんか創作系のやつなんだな。」そう思った颯はとりあえずそれっぽいERRORCODEを考えることにした。
「うーん…種類は機械とかでやってみて効果は…バフにしてみるか。」その後ERRORCODE:01-444-Dに報告をした「ERRORCODE:02-512-Bを発見しました。」そう言うとERRORCODE:01-444-Dは「了解、追加しておきます。」そう言って未研究のERRORCODEに発見者颯研究員と書かれて追加されていた。
その後それっぽい研究内容を考えて研究資料を作成してそれの報告をした「ERRORCODE:02-512-Bの研究が完了しました。」そう言うとERRORCODE:01-444-Dは
「了解、研究結果はノートに貼っておいてください。」そう言われて颯はノートに研究結果を貼った。

ERRORCODE:02-512-Bの研究結果

発生条件:ウォーターサーバーに使用した状態で水を出す

停止条件:水を止める

基本効果:体の疲労感や傷などの外的・内的損傷を回復させる

有益効果:研究員及び被検体の外的・内的損傷の治療

有害効果:水の消費量が約1.5倍

解説:
ウォーターサーバーに使用した状態で水を出すと消費量を1.5倍にする代わりに体の疲労感や傷などの外的・内的損傷を回復させる効果のあるERRORCODEである。
身体の疲労感は勿論、切り傷・刺し傷・指の欠損まで様々な物を治療できる。
しかし、損傷が大きければ大きいほど治療にかかる時間と必要な水の量は多くなる。
切り傷などの軽度なものは約100ml程度で即座に治療可能、刺し傷などの深い傷は約500ml程度で約一時間かけて治療可能、指の欠損などの重度の物は約1L程度で約一日かけて治療可能。
種類はウォーターサーバーを使う為「02」
シリアルコードは「512」
効果は体の疲労感や傷などの外的・内的損傷を回復させる為「B」

「こんな感じかな、じゃあこれを貼りたいんだけど…どうやってやるんだ?基本はスカイプだからあまりライン使ってないんだよな…」するとERRORCODE:01-444-Dが「では私が貼っておきます。」そう言って代わりに貼ってくれた「今後も渡してくれれば代わりに貼っておきますよ?」そう聞かれたので颯は「じゃあ、頼みます。」そう言って次のERRORCODEを考え始めた。

「ERRORCODEを考えてみるのも意外と面白いもんだな…」

「さあ、あなたもERRORCODEを研究してみませんか?」



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