GAMEMODE:REALPLAY ~NEW GAME~

アナウンスがかかった

チームシェルの方々はリングの方に来てください。

シェル「これもう一方の方にもアナウンスかかってるのかな?」

トム「あぁ、どんな奴が来るのか分からねぇが気を付けてな。」

ケミック「もう帰って来る事無いと良いねー」

モユ「頑張ってね!」

アレイ「期待してる…」

………
……


シカイ「少年少女紳士淑女の皆様!こ~んに~ちわ~!」

シカイ「司会担当は私シカイが担当させて頂きます!」

シカイ「本日の対戦カードはこちら!」

電光掲示板に一人の女性のシルエットが表示された

シカイ「赤コーナー!嫌な物は決して見ないルルだ!」

シルエットからルルの写真に代わって右下に名前が出て来た

ルル「さ、早い所終わらせましょ。」

続いて4名のシルエットが表示された

シカイ「青コーナー!遂に昇段戦チームシェルだ!」

シルエットから撮っていない筈のシェル達の写真になった

シェル「お、ちゃんと昇段戦って言ってくれるんだ。」

タイム「むしろそれマイナスじゃねぇかな…」

レイス「まぁ初戦闘だし色々手加減してくれるでしょ。」

グレイス「だと良いのですがね…」

シカイ「それではルールの説明です、この闘技場では互いに宝物の能力を使って戦っていただきます。」

シカイ「そしてどちらかが戦闘不能・投降・我々スタッフが続行不可能と判定した場合に勝敗が付きます。」

シカイ「それ以外はどの様な方法を使ってでも問題はありません!ですが流石に八百長等は許せないのでその場合は不戦敗とさせていただきます。」

シカイ「以上が闘技場のルールでございます!それでは用意はよろしいですか?」

ルル「ビギナーリーグの方が適応されるのね、良いわやりましょう。」

チームシェル「はい!」

シカイ「それでは!宝物を構えて!レディー………ファイト!」

ルル「フォルムチェンジ、認識不可アンレコグナイズブル。」

その瞬間ルルの身体中に目玉の様な物体が現れそれがルルを覆いつくした。
そして弾け飛んだと同時に大量の目の様な模様の付いたドレスのような服で現れた。

ルル「世界は私の視界の中だけにあるのですわ!」(右目を指差す)

シェル達も変身した。

ルル「さぁ、まず一人消して差し上げましょう。」

ルルはシェルに視界内ピンチを放った!
遠近法を利用して指でシェルを潰した。

シェル「なんか身体がおも…」

シェルは潰された。

ルル「残念ながら私即死技持ちでしてよ。」

レイス「今何に当たった!?」

タイム「これ…あいつの言ってた意味が何となく分かった。」

グレイス「もしかしてレギュラー以上ってチート能力揃いですか?」

ルル「さぁ、かかって来なさい?」(両目を瞑った)

レイス「やるしかない!」

グレイスはルルにThis is a DASHを放った!
素早い身のこなしから繰り出される連続攻撃!5回ヒット!
ルルにダメージが入らない。

レイスはルルにメモリアルブックを放った!
過去の思い出が籠ったアルバムでぶん殴った!
ルルにダメージが入らない。

タイムは敵全体に時間異常を放った!
時間が歪み何もしていないのにダメージが発生した!
ルルにダメージが入らない。

ルル「(目を開けた)あら?何かありましたか?」(無傷)

レイス「嫌な事は見ないってそう言う事か!?こいつダメージ無効化しやがる!?」

タイム「あれを使えば行けなくはないが…火力不足だったら二度目は無いだろうな…」

グレイス「無敵貫通技はないですね…」

ルル「次はもっと力を付けてから来た方が良いですわね。」

ルルは敵全体に視界内倒壊を放った!
遠近法を利用して腕で敵を叩き潰した。
タイムに123のダメージ!
レイスに201のダメージ!
グレイスに301のダメージ!

タイム「あぶねー!位置的にあんまり痛くねぇ場所だった!?」

グレイス「私思いっきり根本だったみたいですね…」

ルル「………」(目を瞑ってる)

レイス「あいつまた目閉じてる!どうするんだよこれ!?」

ルル「勝てそうにないなら投降しても良いのでしてよ?」

レイス「腹立つこいつ…もう良い!こうなら落ちる所まで落ちるぞ貴様!」(ルルに駆け寄る)

タイム「何するつもりだ!?」

レイスはルルの前に屈みこんだ
そしてカメラをスカートの下に入れて写真を撮った

ルル「ん?何を撮ったんですの?」

レイス「見たらわかるよ、沢山ばら撒いておいたから。」

タイム「お前マジか!?相手セーラー服で見てないからってそれは無いだろ!?」

ルル「くっ…(一瞬目を開けて確認した)はあああああああああ!?」

レイスはルルの下着の写真を大量に闘技場内にバラ撒いていた

レイス「ほら!捕まえて見ろ!」(ばら撒きながら走り回ってる)

ルル「あいつふざけんなマジで!今すぐそれをやめなさい!」(遠近法を使いレイスを握りしめた)

レイス「今だ今今今!タイム!グレイス!何とかしてくれ!」

グレイス「なるほど…フォルムチェンジ、委員会式戦闘術一式シップスタイル。」

グレイスの前に大きな船が現れた。

グレイス「スクリューオールイン!」

グレイスはルルにマッハシップを放った!

ルル「な、何の音ですの?」

音の方に振り返った時既に目の前にあった船にルルは轢かれてしまった。
ルルに1000のダメージ!
ルルは死んだ。

レイス「作戦成功!ああいうタイプの服で良かったぁ…」

タイム「どうする?」

グレイス「まぁ今回はこうでもしないと勝てないのでお咎めなしとしましょうか…」

レイス「写真は勿論削除しますよ?ほら。」

その時闘技場内にバラ撒かれた写真が一斉に消滅した。

シカイ「もはや勝つ為には手段を選ばないのかぁ!?ともあれチームシェルの勝利です!」

シカイ「両チームに盛大な拍手を!蘇生ポチっと。」

その瞬間闘技場内に謎の粉が散布されルルとシェルが生き返った後他の皆の傷が癒えた。

ルル「うぅ…もう外歩けないですわ…」

シェル「えっと…何があったの?」

レイス「貴族の威厳が地に落ちた。」

タイム「お前が言うと煽りにしか聞こえねぇな…」

グレイス「帰りましょう…彼女はそっとしておきましょう。」

………
……


帰る途中に闘技場スタッフに呼び止められた。

スタッフ「チームシェルの皆様は今回の勝利でチームランクが4になったのでこちらの控室をお使いください。」

そう言われてレギュラーランクの控室に案内された。

シェル「よし…行くぞ。」

控室に入った。

黒髪の男性「あら?あのいけ好かない女負けたのか。」

ポニーテールの女性「私は別に構わん、純粋にあいつは嫌いだ。」

眼鏡をかけた男性「4人パーティとは本気で勝ちに来ているようですね、何たる業の深さ…」

シェル「相変わらず歓迎はされないな…」

黒髪の男性「する訳ねぇだろ馬鹿!」

眼鏡をかけた男性「リプトンさん、あまり度が過ぎた暴言は軽犯罪法違反や侮辱罪になる可能性がありますよ。」

リプトン「へいへい分かりましたよグエルの旦那。」

ポニーテールの女性「すまんな君達、ここのメンバーは少々癖が強くてな。」

リプトン「折角だし自己紹介でもどうだ?どうせ暇なんだろ?」

シェル達は自己紹介を済ませた

ソール「私はソール、宝物はこの腰につけた刀の一振だ。」(腰の刀をパンパンと叩く)

リプトン「俺はリプトン。」(軽く手を振って終わり)

グエル「自分はグエル・ロッケルヘルンと申します、気軽にグエルと呼んでいただけると幸いです。」(深々とお辞儀)

シェル「濃いな…メンツ…」

リプトン「そう言うもんだ、近々戦う事になるだろうから震えて眠れ。」

グエル「リプトンさん?」

リプトン「うるせえええ!すっこんでろ!」

ソール「この二人は喧嘩が絶えなくてな、口には気を付けた方がいいぞ。」

………
……


アナウンスがかかった

リプトンとチームシェルの方々はリングの方に来てください。

リプトン「あ~あ、めんどくさ…」

グエル「良いから行って来てください。」

リプトン「へいへい、行くぞお前ら。」

シェル「道案内してくれるのは普通にありがたい。」

………
……


司会担当「ようお前ら!試合の時間がやって来たぜ!」

エムシ「司会担当はこの俺!エムシがお送りするぜ!」

エムシ「本日の対戦カードはこちら!」

電光掲示板に一人の男性のシルエットが表示された

エムシ「赤コーナー!本日のゲームは何?リプトンだ!」

シルエットからリプトンの写真に代わって右下に名前が出て来た

リプトン「んじゃ、さっさと終わらせるか。」

続いて4名のシルエットが表示された

エムシ「青コーナー!今一番熱いチーム!チームシェルだ!」

シルエットから撮っていない筈のシェル達の写真になった

シェル「お、ちょっと評価上がってる。」

タイム「ヒール役は終わりって訳か。」

レイス「本日のゲームって事は…毎回変わるのか?」

グレイス「出来る事なら一発で片を付けたいですね。」

エムシ「それではルールの説明…は、もう良いか!甘えるな!」

エムシ「それでは構えて!」

リプトン「アーユーレディ?」

シェル「え?ちょ、ま…」

エムシ「レディー………ファイト!」

リプトン「フォルムチェンジ、遊戯大全ゲームブック。」

リプトンとシェル達は突然椅子に縛り付けられた
その後中央に一つの丸テーブルが置かれその周りに椅子が並べられた

シェル「は?なんだこれ…」

リプトン「本日のゲームはこちら、シンプルなポーカー一本勝負だ!」(全員の目の前にトランプが5枚置かれた)

タイム「おいまさかこれポーカーで一番成績悪かった奴死ぬのか?」

リプトン「そんな訳ねぇだろ?」

レイス「そうだよね…」

リプトン「一番以外は皆死ぬ。」

グレイス「良いでしょう、4vs1ならこっちの方が勝率高い筈ですからね。」

リプトン「いやぁ…燃えるねぇ…」

リプトン「それじゃあカードチェックして要らないカードを捨ててくれ、その分を補充したら結果が出るぜ。」

シェル「………じゃあこれ。」(2枚捨てる)

タイム「私は…これだ。」(1枚捨てる)

レイス「賭けに出てこれ。」(4枚捨てる)

グレイス「私は変えません。」

リプトン「俺はこれだ、」(3枚捨てる)

その後再度カードが配られた

リプトン「行くぜ、オープン!」

シェル「ツーペア。」

タイム「ワンペア。」

レイス「ブタ。」

グレイス「スリーカード。」

リプトン「スリーカード…お前絵柄は…お!勝ってる!?」

グレイス「くっ…惜しい所まで行ったのですが…」

リプトン「じゃあの、くたばれ。」(指を鳴らす)

その直後シェル達の上にそれぞれ2・3・1・4の数字を象った石像が降って来て潰された

エムシ「案の定運による勝利!やっぱりあんたつまらねぇよ。」

リプトン「こう言う能力なもんでね。」

エムシ「ともかくリプトンの勝利!んじゃ蘇生ポチっと。」

………

その後、何度も再戦をするがその度運による敗北が積み重なるだけで一向に勝つ事が出来なかった

リプトン「俺はパーを出したぜ。」

リプトン「はい1抜け。」

リプトン「24一点賭け。」

リプトン「多分…35?」

リプトン「2マス前進で…ゴール。」

………

控室内

シェル「一応聞くけどお前イカサマしてない?」

リプトン「正直言うと俺もビビってる…珍しく連戦連勝…グエル!今俺とバトろうぜ!勝てる気がする!」

グエル「次勝ったらですね、頑張ってください。」

リプトン「よし!次行こうぜ次!」

………

リプトン「本日のゲームはこちら、シンプルなポーカー一本勝負だ!」(全員の目の前にトランプが5枚置かれた)

シェル「また来た!?リベンジ…」

タイム「どうかブタになれ…」

レイス「時間止めたり…しても縛られてるのか…」

グレイス「もはやこっちがイカサマしたくなるとは…不覚ですね…」

リプトン「そっちは準備出来たか?」

一同「うん。」

リプトン「そんじゃ行くぜ…ブタだ!」

シェル「よし!俺がワンペアの時点で勝った!」

リプトン「いやぁ…運の尽きって訳だ。」

タイム「マジ?私もブタ。」

レイス「おっと?ブタなんだが…」

グレイス「これは…どういう事ですか?」(グレイスもブタだった)

リプトン「白状しよう、俺のゲームブックはプレイヤー全員の運を若干減らして俺の運に注ぎ込む様にしてるんだ。」

リプトン「ただなぁ…多分あんた等の運を吸いつくしたっぽいな、シェルの分はそもそも回収量に達して無かったがその中で一番高かったのがお前って事だ。」

リプトン「分かりやすく言えば屑運4人とやや屑運1名のしょうもねぇ試合になったって訳よ、あ~あ…限界。」

グレイス「ちょっと腑に落ちませんがやっと終わりましたね…」

リプトン「さぁ、このメンバー最後のリザルトだ。」(指を鳴らす)

シェル以外が石像に潰された

エムシ「試行回数は覚えてないぐらいの連戦をこなしやっとの思いで勝利!。」

シェル「いやもう本当さ…面倒!」

エムシ「お疲れ、チームシェルの勝利!んじゃ蘇生ポチっと。」

………
……


リプトン「ただいま、面倒だったな本当…」

グエル「お疲れ様でした皆さん。」

シェル「本当に疲れた…」

タイム「なぁグエル?お前こいつより強いって具体的にどういう方向?」

グエル「それは戦った時にお教えいたします。」

レイス「はぁ…グレイスさん、船頼みます。」

グレイス「勿論です。」

ソール「船?陸なのにか?」

リプトン「どんな技使うのか楽しみだな。」

グエル「自分も本気で行かせて頂きますので、フェアな勝負をしましょう。」

シェル「まぁ…多少はな。」

………
……


アナウンスがかかった

グエルとチームシェルの方々はリングの方に来てください。

グエル「行きましょうか。」

シェル「よし!速攻で片を付けるぞ!」

一同「おー!」(闘技場に向かった)

リプトン「おいグエル、ちょっといいか?」

グエル「なんでしょうか?」

リプトン「俺だって勝ったんだ、あんたも勝てよ?兄さん。」

グエル「勿論、やるからには勝つつもりです。」

………
……


司会担当「ようお前ら!試合の時間がやって来たぜ!」

エムシ「司会担当はこの俺!エムシがお送りするぜ!」

エムシ「本日の対戦カードはこちら!」

電光掲示板に一人の男性のシルエットが表示された

エムシ「赤コーナー!めんどくさい要素がいっぱい!グエルだ!」

シルエットからグエルの写真に代わって右下に名前が出て来た

グエル「これがルールですので。」

続いて4名のシルエットが表示された

エムシ「青コーナー!レギュラーランクの洗礼!チームシェルだ!」

シルエットから撮っていない筈のシェル達の写真になった

シェル「本当に洗礼受けたわ。」

タイム「ま~た条件系か…」

レイス「くたばれ!」

グレイス「ろくでもない奴ばかりですね…」

エムシ「それではルールの説明…は、もう良いか!甘えるな!」

エムシ「それでは構えて!」

グエル「行きますよ。」

シェル「行くぞ皆。」

エムシ「レディー………ファイト!」

グエル「フォルムチェンジ、条件大全ルールブック。」

グエルの見た目は何一つ変わらなかった。

グエル「ルールに則って戦いましょうか。」

シェル「フォルムチェンジ…?」

グエル「早速ルールの制定です。」

グエルは敵味方全体にルール制定を放った!
グエルは回復使用禁止のルールを守ることになった
シェルは単体攻撃使用禁止のルールを守ることになった
タイムはHPが減る技使用禁止のルールを守ることになった
レイスはバフ技使用禁止のルールを守ることになった
グレイスは全体攻撃技使用禁止のルールを守ることになった

グエル「ふむ、まぁ悪くないでしょう。」

シェル「え?これ俺実質行動不可じゃ…」

レイス「うわ!?シャッターが取れない!?本当に使えないのか…」

グレイス「私的には問題ないです、じゃあ死にましょうか。」

グレイス「フォルムチェンジ、委員会式戦闘術一式シップスタイル。」

グレイスの前に大きな船が現れた。

グレイス「スクリューオールイン!」

グレイスはグエルにマッハシップを放った!
音速を超える船にグエルは轢かれてしまった。
グエルに1000のダメージ!
グエルは死んだ。

エムシ「おぉ!?マジかお前ら凄いな!?」

グレイス「単体技が禁止じゃなくて良かったです。」

エムシ「たったの一撃でチームシェルの勝利!んじゃ蘇生ポチっと。」

………
……


シェル「いや~勝ったね。」

グエル「こればかりはどうしようもないですね…」

リプトン「おいおい、酷い技だなそれ…」

ソール「これは…次戦う時は少々手荒な真似をしなければならぬな。」

グレイス「やれる物ならやってみてください。」

タイム「時止めしてやるよ。」

レイス「俺は…何も出来ないや…」

………
……


アナウンスがかかった

ソールとチームシェルの方々はリングの方に来てください。

ソール「行く前に一つ聞かせてくれ。」

シェル「なんだ?」

ソール「シェルよ、お主は何か特殊な力は無いのか?」

シェル「いや…あるにはあるんだけどまだ安定して出せなくてさ…」

タイム「本当か?お前最初からあの技一本じゃねぇか。」

レイス「技あるなら教え欲しかったな。」

グレイス「言ってくれれば練習手伝ったのですが…」

シェル「なんか…ちょっと問題があってね…」

シェル「それこそ一人でやってるなら気兼ねなく出来る気もする。」

ソール「なるほど、では行くとしよう。」

………
……


司会担当「ようお前ら!試合の時間がやって来たぜ!」

エムシ「司会担当はこの俺!エムシがお送りするぜ!」

エムシ「本日の対戦カードはこちら!」

電光掲示板に一人の女性のシルエットが表示された

エムシ「赤コーナー!シンプルイズベストにぶった切る!ソールだ!」

シルエットからソールの写真に代わって右下に名前が出て来た

ソール「いざ、参る。」

続いて4名のシルエットが表示された

エムシ「青コーナー!実力はあるが運は無い!チームシェルだ!」

シルエットから撮っていない筈のシェル達の写真になった

シェル「やめろ傷を抉るな。」

タイム「本当に正々堂々か…?」

レイス「まぁまぁ、一応信じてみようか。」

グレイス「行きましょうか。」

エムシ「それではルールの説明…は、もう良いか!甘えるな!」

エムシ「それでは構えて!」

ソール「待てい!」(大声を出した)

シェル「な、なんだ?」

ソール「シェルよ、お主言っていただろう?一人なら気兼ねなく本気を出せると。」

シェル「え?あぁ、一応言ったけど…」

ソール「ならば…(刀を構える)閃!」(刀を振り抜いた)

その瞬間シェル以外の皆の身体がバラバラに切り裂かれた

ソール「さぁ、お主の本気を見せて貰おう。」(刀を仕舞う)

シェル「は…?ま、マジで言ってる?」

ソール「武士に二言はない、さぁ構えろ。」

シェル「………分かったよ…やってやるよ!」

エムシ「レディー………ファイト!」

ソール「フォルムチェンジ、真剣『抜刀之心』しんけん『ばっとうのこころ』。」

ソールは刀を抜いて地面に突き立てた
その直後地面が大きな爆発を引き起こし中から燃え盛る刀が現れた

ソール「熱き抜刀の心…(刀を引き抜く)受けて見よ!」

シェル「フォルムチェンジ!鉄道員レールロードワーカー!」

ソール「それがお前の本気か?まだあるのだろう?」

シェル「あぁ、そしてこれが俺の新フォルムだ!」

シェル「フォルムチェンジ!夢の形ドリームスタイル!」

シェルはホイッスルを鳴らした
すると何処からともなく大きな蒸気機関車がシェルとソールの間を走り抜けた
そして蒸気機関車が過ぎ去った後には誘導棒とダイアログと書かれたバインダーを持ったシェルが居た

シェル「始発列車が参ります、ご注意ください。」(誘導棒をソールに向ける)

その瞬間シェルの後ろから蒸気機関車が現れソールに向かって走り出した

ソール「面白い、だが拙者に切れぬ物はない!」(刀を構える)

ソール「抜刀、閃!(向かって来た列車を縦向きに叩き切った)ふっ…挨拶はこの程度にして本気で挑ませて頂こう。」

ソールが現れた、この戦闘からは逃げられない

シェル「今のは…まさかボス判定!?」

ソール「ボス判定…?何の話だ?」

シェル「いや…何でも無い、行くぞ。」

シェルはソールに始発電車を放った!
何よりも早く発射する列車により相手に行動の隙を与えない!
ソールに153ダメージ!

ソール「抜刀、突。」

ソールはシェルに突を放った!
シンプルかつ鋭い一撃がシェルに突き刺さる!
シェルに120のダメージ!
シェルは出血した。

シェル「出血…一応治療しておくか。」

シェルは自分にドクタートレインを使った!
シェルの元に黄色い電車が現れ大量の医薬品をばら撒いていった
シェルは出血が治った。
シェルは継続回復状態になった。

ソール「ほう?面白いな…だが無意味だ。」

ソールはシェルに連を放った!
何度も何度も相手に向かって刀を振り続けた!
シェルは合計211ダメージを与えた!
シェルは受けたダメージの25%を回復した。

シェル「まだまだ行くぜ!次はこいつだ!」

シェルはソールに特急列車を放った!
数駅飛ばしで走る列車はかなりの速度が出ている!
ソールは合計183ダメージを受けた!

ソール「まだまだ!」

ソールはシェルに閃を放った!
刹那の瞬間を捉えた一撃!
シェルは200の固定ダメージを受けた!
シェルは受けたダメージの25%を回復した。

シェル「ダイアグラム…修正!」

シェルは自分に臨時急行を使った。
シェルは2回攻撃が出来る様になった。

ソール「中々やるじゃないか!」

ソールはシェルに斬を放った!
あまりに早い斬撃にかまいたちが発生した!
シェルに140のダメージ!
シェルは吹き飛ばされた。

シェル「俺は負けねぇ!」

シェルは自分に1秒の誤差も無いを使った!
シェルの行動不能系状態異常を解除した。

シェル「ダイアグラムってのはな…遅れは許されねぇんだよ!」

シェルは誘導棒をソールに向けた

ソール「またアレが来るのか!」(刀を構える)

シェル「規定時刻に、衝突脱線事故発生。」(ダイヤグラムを弄る)

シェルはソールにダイアミスを放った!
行動回数の分だけ一度に大量の電車が現れる!
ソールに合計326ダメージ!!

更に二本以上の列車が同時に通った事により衝突脱線事故が発生!
ソールに合計367ダメージ!
ソールは出血した。
ソールは吹き飛ばされた。

ソール「ぐはあっ!?」

シェル「そしてこれが本日の最終列車!これで決める!」

シェルはソールに終電を放った!
シェルのMPを消費して強力な一撃を放つ!
ソールは残り体力の20%のダメージを受けた!

ソール「そんな馬鹿な…この私が…負け…た…?」

シェル「ありがとうソール…お前のおかげで全力で戦えたよ…」

ソール「………フッ…無念…」

ソールは倒れた。
シェルは戦闘に勝利した!

シェル「………あれ?エムシさん?」(辺りを見渡す)

辺りを見渡すといつの間にか闘技場が真っ白に塗りつぶされていた…
いや、正しくは鉛筆の線で書かれた様な見た目になっていた。

シェル「え!?な、なにこれ…」

すると何処からともなく声が聞こえた

???「お~っす、お疲れシェルく~ん。」

シェル「何処から聞こえてるんだ!?(上を見る)なんだあれ!?なんか飛んでる!?」

???「ちょっと降りて~」(何かの動物に乗って空を飛んでいた)

謎の人物は空を飛べる等身の低い人なのか馬なのかたぬきなのかよく分からない物に乗って闘技場だった場所に降り立った

???「お疲れ、ニンジン上げようね。」(ニンジンを内ポケットから取り出す)

謎生物は人参を頭に乗せて尻尾をパタパタさせて何処かに飛び立った

???イーブル「自己紹介しまーす、あっしはイーブルと言います。」

シェル「は、はぁ…?」

イーブル「実はねぇ、ここにある楽しみの神器持ってるのはあっしです。」

シェル「え!?」

イーブル「本当はもうちょっと伸ばしたかったんだけどめんどくさくなっちゃった♪えへ。」

シェル「えぇ…」

イーブル「だから次話であっしと戦って貰います!面倒だからね、仕方ないね。」

シェル「ちょ、ちょっと待って!?どういう事!?」

イーブル「ん~解説は面倒だけど…まず、この闘技場について。」

イーブル「この闘技場はいわばあっしが書いたシナリオ通りに動く絵の一つなんだよね、つまりあっしの気分次第でいくらでもどうとでもなるのよ。」

イーブル「急に色が無くなったり人が居なくなったじゃん?あれも面倒になっちゃって書くの止めちゃった。」

シェル「えっ…って事は今まで俺達が戦ってきた相手は…?」

イーブル「存在しないよ?あっしの絵だし。」

シェル「う、嘘だ…」

イーブル「楽しみの神器ってのはね、元々あっしが趣味で絵を描くのに使ってたスケッチブックの事なの。」

イーブル「それを今や世界平和とか何とかに使いたいからくれって厚かましいにも程があるじゃん?」

イーブル「だから適当に闘技場作って沢山の敵だして諦めてくれねぇかなって思ってたんだけどさ?飽きちゃった。」

シェル「えっ…」

イーブル「はぁ…ついて行けてないんだね?良いよ別に、あっしの能力で正当化しま~す。」(スケッチブックを取り出す)

イーブル「えーっと…味方全蘇生と私と戦うって事にして終わり!」(スケッチブックを地面に叩き付ける)

その瞬間スケッチブックから謎の黒い波動が発生した。
いつの間にかタイム・レイス・グレイスも復活していた。

シェル「行くぞ皆!」

一同「おう!」

イーブル「さ、ボスバトル始めましょうか~」

続く
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