GAMEMODE:REALPLAY

前回の機械でレベル上げをしてある程度新しいスキルを手に入れたリン一行はついにバルトロイドの塔である技の塔に向かった。

技の塔にはローランドが何回かロボット兵を送っているらしいが一度も成果を上げられていないらしい…

「さて、ここが最後の塔なんだな…気合い入れていこう。」そう言ったリンは塔に入ると誰も居ない部屋と階段だけがあった、トラップのなさそうなので先へ進むが一向に階段が終わらない事に気づいた。

「これ結構登ってないか?」と思った時にハルピが言った「私が飛んで見て来ようか?」と言って階段の間の空間を飛んで登ろうとした時に何かにぶつかった、「ぐえっ!何?…これ絵じゃない?」それを聞いてローランドは「俺の銃で打ては爆発で吹き飛ばせると思う。」そう言って壁になっていた所に銃を撃つと爆発と共に中から沢山の配線と壊れた機械が見えた、その時下の方から音がして振り返ると何段も登ったはずの階段がおよそ10段ぐらいである事が分かった、ローランドは「おそらくホログラムとか認知系に作用する物で作った偽物にまんまとハマったわけね…これ気づかなかったらここで死ぬまで階段上ってたかもな。」と言っていた。

下に降りるとエレベーターが出来ていてそこから最上階に登れるようだ、リンは「なんか、特に被害も無かったし楽だな。」と言いつつエレベーターを使って最上階に向かった。

ドアが開いた部屋に降りると奥に一人の人物を見つけた、「へっへっへ、ここまでご苦労さん。」そう言うと突然目の前に瞬間移動してこう言った「まずは戦闘力テストをするぜ。」するとまた瞬間移動をした後「こいつを倒してみろ。」と言うと床が開きロボットが出てきた、そのロボットを見てローランドは「これ俺が作った奴じゃねぇか!しかもちゃっかり改造してるし!」と言った時主は「これに勝てたら俺も遊んでやるよ、精々頑張れよ?」その後DVDを出しプレイヤーにセットすると8ビットのゲームの様なレトロなBGMが流れ出した。

ローランドは「ロボットを取られたのは気に食わん!俺も戦うぞ!」そう言ってシードルの代わりに参加した、リン一行が武器を構えた時ロボットは目を光らせてレーザーを放って全体に30~40のダメージを与えた後レーザーの後から炎が噴き出し70~90のダメージを与えた、その後、リンが「切り刻んでやる!」と言って血肉の結果で80ダメージ、シルフが「王家の力を見せてあげます!」と言ってハリケンリアで88ダメージ、ローランドが「このロケットは成功するかな?」と言ってプロジェクト・ザ・ムーンラビットで150のダメージを与えた後「うーん…墜落したか。」と言った。、ハルピが「風を乗りこなしてこそハーピーなんだよ!」と言ってウィンドサーフィンで120のダメージを与えた。

ロボットは腕を伸ばしてリンを掴むとそのまま地面に複数回叩きつけて200のダメージを与えてリンを倒した、リンの代わりにシードルを入れた後シルフが「癒しが必要ですね!」と言ってマルチヒールで全体に90~100の回復、シードルが「これも仕事の一つです。」と言って執事の仕事で全体の攻撃力と魔法力と機動力を1.5倍、ローランドが「うおおおお!ぶった切る!」と言ってチェンソー乱舞で200ポイントのダメージ、ハルピが「風を味方につけよう!文字通りの意味だけどね。」そう言ってエアーベールで300ダメージ分の魔道障壁を発生させると「そうだ!アレやって見よう!」と言ってウィンドサーフィンで130のダメージ、更に「もうちょっとやりたい!」そう言ってトルネリアで100ダメージを与えた。

ロボットは煙を出しながら腹の部分を開けて機関銃の様な物を出してこちらに撃ってきたがエアーベールで相殺した、シルフが「少し休憩しないと…」と言って休憩で次の魔法の火力を2倍にあげた、シードルが「シルフお嬢様の為です。」と言って決して消えない忠誠心の分と執事の仕事の分(2.5倍)でシルバースナイプで50のダメージ、ローランドが「俺のリボルバー捌きを見ろ!」と言ってトリガーハッピーで50のダメージを与えるとロボット側が銃痕から高温の蒸気を出してハルピが即死した、ローランドは「うわ、測定したらあの蒸気1000℃もある…そりゃ死ぬわ。」と言った後ハルピはタイルと代わってタイルが「紅く華麗な連撃をくらえ!」と言って鮮血のワルツで90のダメージとロボット側に毎ターン体力の10%を失う効果を付与した。

ロボットは大きな警告音を出しながら爆発して全体に300のダメージを与えて全滅させたと思ったらエレベーターが開いて中からローランドが「エレベーターからこんにちわ。」と言ってホログラムプロジェクターを使って攻撃を回避した時通知が来た「戦闘勝利!10000の経験値と100000ゴールドを手に入れた!」その後さっきの人物は「面白い、俺も遊んでやるよ。」そう言うと「流石に平等じゃねぇから回復させてやる、使え。」と言って蘇生アイテムと回復アイテムを渡して来た為回復をしてから戦闘を始めた。

すると「そういや俺の名前はドッペル、これでも昔は科学者だったんだぜ?」そう言うと肩から掛けてるポーチから明らかに入らないサイズのフラスコを取り出して投げつけてきて全体に60のダメージと毒の状態異常を付与した、復活したリン一行はひとまず陣形を始めに戻してリンが「力が足りない。」と言ってバーサーリアを唱えて攻撃力を1.5倍にして経験と適応力の効果と合わせて2倍になった、シルフは「休憩したので一気に行きます!」と言ってハリケンリアで180ダメージ、ローランドが「やっべ!クーラント足りなかった!」と言ってニュークリアダイナマイトで300のダメージを与えて放射線を出して毎ターン15%の体力を失う効果を付与したが反動でローランドは死亡した、ハルピは「竜巻グルグル~!」と言ってトルネリアで70ダメージを与えた。

ドッペルは「ペットボトルにドライアイスとお湯入れて…」と言った後そのペットボトルをシルフめがけて投げつけるとドライアイスから発生した二酸化炭素の圧力でペットボトルが爆発してシルフに250のダメージを与えて倒した、シードルと代わった時にシードルは「執事としてシルフお嬢様を守れなかったのは一生の恥です、手加減はしません。」と言って全てのステータスが3倍になった、リンが「精神を研ぎ澄ませて…ここだ!」と言ってエアスラッシュで120のダメージ、シードルが「私から行きましょうか。」と言ってドッペルに接近して通常攻撃として回し蹴りを繰り出すと会心の一撃が出て100ダメージ、ローランドの代わりにタイルが手首を切ってその血を飲んで「グ"…ウ"オ"オ"オ"!」と言ってジェノ殺ダー魔ジックを唱えて200ダメージを与えたがその後血を吐き出して死亡したが「死んでも…お前らは許さない…」と言って死して屍拾う者無しで150のダメージ、ハルピは「飛び上がって~体当たり!」と言ってハーピーダイブで50ダメージを与えた。

ドッペルは苦しみながら「へっへっへ、やるじゃねぇか…」するとドッペルはポーチを逆さまにすると突如大量の水が流れ出て来て部屋の1/10程が浸水するとポーチをこちらに向けて「熱した塩は水に入れるなよ?」と言うと20cm四方の熱された塩の塊を発射してリン一行の前の水に落とすと大爆発して全体に250のダメージを与えた時「ちょっと疲れたな…」と言ってポーチから手を離すと下を向いたポーチからさっきの塩の塊が出て来てドッペルはそれに巻き込まれた時通知が来た「戦闘勝利!10000の経験値と100000ゴールドを手に入れた!」その後、ドッペルに話を聞いた。

「へっへっへ、ミスもあるものだよ。科学者は特にな。」そう言うと続けて言った「さて、3つの塔を制覇したって事になる訳だが、この後どうなると思う?」と言ったドッペルにリンは「どうなるんですか?」と返すと「これを見てみろ。」と言ってモニターを見せて来た、そこには力の塔、魔の塔、そして今いる技の塔から光の柱が発生してそれが交わるところに巨大な裂け目が出来ていた、ドッペルは「おそらく、元凶である何かって所だろな。」と言うドッペルにリンは「この裂け目からまた塔が出てくるのか?」と聞くとドッペルは「そりゃ、前みたいに塔を作ればいいだろうけどよ?俺達みたいな塔の主はそもそもこいつとなんも関係ないんだよ、たまたまこの力に魅せられて塔の主になっちまっただけで一度正気になればおかしい事って分かるんだよ。」リンは「それがどうしたの?」と聞くと「つまり、元凶が塔と共に来るって言うよりはこの裂け目が本体なんじゃねぇかな?裂け目ごとぶっ潰すほかねぇよこりゃ。」するとリンは「でも、どうやって?」と聞くと「裂け目が出来るのは必ず一定方向って知ってるか?障子とかも内側から破ると外側にビラビラ出来るだろ、あれと同じで多少のビラビラが出来る訳よ。それがこっちにあるって事は向こうが破る手段を持ってるって事だから、あの中に入って裂け目を作れない様にして裂け目を封じれば良いって事だ。」リンは「その為には中に入らないといけないんだよね?」と聞くと「当然だ、だが…過去のデータから考えると開いてる時間は大体1日って所だから早めにやんねぇと帰れなくなる、それでもこの裂け目を止めるか?」と聞かれてリンは少し考えて言った「…あぁ、ここまで来て引き下がるわけにいかない!」と言うと「よし、よく言ったリン!じゃあ、これを使え。」そう言って渡して来たのはロケットの模型の様な物だった、「こいつの窓がスイッチになってて押すと大体6人ぐらいなら入れるロケットになるぜ、さあ世界救ってこい!リン!」そう言ってリン一行を裂け目の近くの開けた所に瞬間移動させた。

リンは「なんか凄い事になって来てるな…面白くなってきた!」と言ってロケットの窓を押して地面に置くと少しして6人分の座席のある本物のロケットになった、リンは「急いで乗り込もう!」と言ってロケット内に入って座席に座ると自動的にシートベルトが付き自動で発射した、するとアナウンスが流れた「よう、ドッペルだ。遠隔操作でこれを操縦してるんだが到着まで時間あるから裂け目の中の説明をするが聞くか?」と聞いて来た為リンは「聞いておきたい。」と言うと「裂け目の中はどうやら色々な物が漂ってる感じでかなり奥に何かの生体反応と城らしき建物があるからそこまで行ったら後は任せる。」そしてこう続けた「それから、あそこはテレポーターの範囲外らしいからミスったら帰れないと思っていいぞ。」するとリンはふと思った「そういえばドッペルさんはなんでここまで協力的なんですか?」と聞くとドッペルは笑いながら言った「へっへっへ、何でかって言ったら…元はローラウンド国王の元で科学者として働いてたもんでね、忘れてるのか?」と言った時ローランドが言った「思い出した!お前なんか見た事ある気がしてたんだけど城吹き飛んだときに唯一残ってた人間なのに遺体がないってなってたあいつか!」そう言うとドッペルは「正解だ、あの時は俺テレポーターで逃げたんだけど死亡判定食らって尚且つ保険金降りたおかげで研究資金めっちゃ増えたから正直ありがたいぐらいだね。」そう言ってた時にリンは「それでここまでやってくれるんですか?」と聞くと「まぁ、理由なんて何でもいいだろ?そろそろ着くから準備しとけよ?ついたら俺はテレポーターを改造してそっち行けるようにするからよ。」それ以降通信が途絶えた。

あれから少しすると奥に城のようなものが見えた、「あれが目的の城か!」その後何とか城に到着したリン一行は城の中に入ることにした。



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