GAMEMODE:REALPLAY

バルトロイドの国境に着いたリン一行は高い壁があった為入口を探していた。

「こっち行けばあるらしいけど…」そう言いつつひたすら歩き続けるリン一行はようやくゲートを見つけた、ゲートの前には2体のガードロボットらしき物と一人の人が居た、リンはその人に「すみません、バルトロイドに入りたいんですが…」と言うとその人は「ん?良いけど入るならこのバッチ持っててくれよ?」そう言って手渡されたバッチは六芒星の先端から6つの工具が出て来てる見た目の紋章のあるバッチだった、「これがねぇとガードロボットにボコボコにされるからよ。」そう言ってバッチを渡した後「じゃ、機械の整備するから楽しんで来いよ?」そう言って機械の整備を始めた。

リン一行は国に入ってひとまず国王に会いに行くことにした、城の場所を聞く為にある民家に聞いてみると、「国王なら俺だぞ?」と言い出した為リンは「え?もしそうなら城はどうしてるんだ?」と聞くと「城は…過去の実験で消滅したんだよな…」リンは「何の実験?」と聞くと「永久機関を実現する為に発電量が多いけどリソースが少ない発電機を作ったんだ、そしたら電力は問題ないんだけど作り過ぎた電気がキャパオーバーしたっぽくて大爆発よ。おかげで城吹っ飛んだけどロボット達は作り直せるしあんまり問題ないかなってね。」それを聞いてリンは「え?どうして死なないの?」と聞くと「あ~俺一度死んでるんだけどさ、こんなこともあろうかと死んだ時に魂を入れて使えるアンドロイド作っててさ。軽く腕叩いてみ?鉄並みの硬さだよ?」そう言って手を出して来た国王を名乗る者の手を叩くと冷たくて凄く硬かった、国王は「そうだ、名前はまだ言ってなかったけど俺はグラインデア・ローラウンド、長いからローランドって呼んでくれると嬉しいよ、後これでも国王やってるんだ。」そう言っていた為リンはシードルに聞いてみると「確かに、国王がアンドロイドとは聞いた事ありますが本当だったとは…」そう言っていた為信じる事にしてここまでの事を話した。

ローランドは「は~そう言う事ね~うちの魔術研究部が迷惑かけてごめんな、あいつら魔術に興味あるらしいからいっその事マジョルニアに送ってやったら塔に上って元の主ぶっ飛ばしてボスずらしてるんだよな。全く、誰が育ててやってると思ってるんだよ…こちとら国のトップとしての仕事に研究しながら片手間に育てたってのに…」その時リンが言った「え?育てたってどういう事ですか?」するとローランドは「あいつらは元々親同士で共同研究してたんだけどその時のミスで皆親を失っててさ、なんか引き取り先無いから俺が一時的に保護して育てたらなんか俺が他の国と会話してるのを聞いて魔法に興味持ったらしいからマジョルニアに送っておいたんだよ、そっから疎遠だったもののまぁまぁ迷惑かけてたんだな。」そんな話をしていると玄関が開いて聞き覚えのある声が聞こえた「ただいま~…うぇ!なんでここに居るの!」アイラ達がこっちを見て固まっていた時ローランドが「あ~まぁ、色々あってここに話しに来てる訳だよ。」そう言うとアイラが「許さない!この為の秘策を使って葬ってやる!」そう言って内ポケットからリモコンを出すと「工魔一体殺戮兵器:R-01-010!召喚!」そう言ってボタンを押すと地面が揺れだして床が開いて大きなロボットが現れた!ローランドは「はぁ…またそうやって変な機械作る…」そう言っているとアイラが「うるさいうるさい!今日であんたは終わり!」そう言ってロボットを起動した、リン一行は「え?民家で大バトルかよ…」そう言うとローランドが笑いながら「あ~気にすんな、(ガサゴソ)このリモコンだな?」そう言ってリモコンのボタンを押すと突然部屋が大きくなった…いや、皆が縮んだようだ。

「ローランドはこれで被害はそこまでないだろう、後俺も参加していいかな?こう言うバトルやって見たいんだよな。」その時通知が来た「ローランドが仲間になった!」と言う表記が出た、リンは「国王としての仕事は?」と聞くと「いつもロボットにやらせてるから俺居なくてもいいんだよね、よ~し!遊ぶぞ!」そう言って内ポケットから見た事の無い銃を取り出して構えたローランドを見てリン一行は「まぁ、いいか、行くぞ!」と言って武器を構えた。

ローランドは「音楽何がいい?」とアイラに聞くと「うーん…こう、メカメカしい未来的なの!」と言うと「じゃあ、こんなのか?」と言ってシンセサイザーやエレキギターなどを使った電子系の音楽を流すとアイラは「いいじゃん!センスあるね!」と言ってからロボットをマジックモードにした、リン一行はリンがウェポンスロウで30ダメージ、シードルがシルバースナイプで20ダメージ、ハルピがトルネリアで55ダメージ、ローランドが発砲で49ダメージを与えた。

アイラは「よし!攻撃するぞ!」と言うとロボットの腹の部分が開いて巨大な扇風機が現れて味方全体に50~60のダメージを与えた、リンがウェポンスロウで28ダメージ、シードルがシルバースナイプで17ダメージ、ハルピがハーピーダイブで40ダメージ、ローランドがトリガーハッピーで90のダメージを与えた、。

アイラは「マズい、防御に入ろう!」と言うとロボットの腹の部分が開いて鉄の壁が発生して攻撃を全て受け止めた、リン一行はダメージを入れられなかった。

ロボットは回復リアクターを起動して部品の修理を開始した、リンは「壁壊さないとまた削り直しになる!」と言うとローランドは「やるねぇアイラ、でもこっちにも策はあるよ?」と言うと銃のマガジンを抜いて別なマガジンを刺した、「シックス・オン・ワン!」そう言って銃を撃つと銃声一発の間に6発の弾丸が打たれ鉄の壁に円状にぶつかった後銃弾が爆発して壁を吹き飛ばした!「いくつか新しい弾丸考えておいたんだよね~使うのが楽しいね!」そう言って笑っていた。

アイラは「なんでこんなに劣勢なの…!計算は完璧なのに…!?」と言うとロボットの腹の部分が開いて発射口の様なものが出て火炎放射をしてリン一行に60~70のダメージを与えた、リンがウェポンスロウで29ダメージ、シードルがシルバースナイプで15ダメージ、ハルピがハーピーダイブで60ダメージ、ローランドがスコープショットで会心の一撃を出して100ダメージを与えた時にロボットは煙を噴き出しながら爆発して味方全体に100ダメージを与えて全滅させたが控えていたタイルとシルフが居た為通知が来た、「戦闘勝利!5000の経験値と5000ゴールドを手に入れた!」その後続けて「レベルが上がった!リン:Lv.9→Lv.13 シルフ:Lv.9→Lv.13 シードル:Lv.9→Lv.13 ハルピ:Lv.9→Lv.13 タイル:Lv.9→Lv.13」と表記された。

アイラは膝から崩れ落ちて「どうして…勝てないの…?」と言うとローランドは「それはな、魔法とか工業の力は良いとしても本人の経験が足りなすぎるんだよ、もっと数多く戦って経験を積めば勝てるようになるさ。」と言うとアイラは「…本当にそうなの?」そう言うと立ち上がってリンに言った「ねぇ、リン?あなた達は沢山の経験を積んでるの?」そう聞かれてリンは「まぁ、多分。」するとアイラは「分かった、ならちょっと来てくれる?」と言って連れてかれた場所は一つの機械がある謎の部屋だった、「あそこの機械を起動すると過去に戦った事のある敵が出てくるようになってるの、そしてその戦闘データを記録できるのよ。」アイラは続けて言った「ここで戦ったあなた達のデータを見て私達の参考にしたいの、勿論タダじゃなくて経験値もお金も入る様になってるからあなた達のレベル上げもできるから悪い話じゃないでしょ?」と言った為リンは心の中で「なるほどね、これで経験値稼げるのか…いちいち探す為に歩き回ったりせずに出来るのは良いな。」と思ったからリンはそれを承諾した。

アイラは「ありがとうね、そのお礼何だけど…」そう言って渡して来たのはバルトロイドに入る時に貰ったバッチに魔法陣を書き足したようなバッチだった、アイラは「これで私達、魔術研究部の一員よ!困った時は助け合いましょう!」アイラは続けて言った「じゃあ、私は一度帰るわ。試しに機械を試して見てね。」そう言って帰って行った時通知が来た「進捗:魔術研究部名誉部員」達成により情報とミッションがアンロックされました。」内容は「今回の強化ボスを討伐した事により経験値を集めやすくなりました!本来、これは必須レベルなのでストーリーに強化ボスが入っています。しかし、前回のジュキシングを倒していない場合はEDが変わるミッションの発生フラグが立たない為これだけではEDが変わりません。」その後、ローランドは「まぁ、何とか丸く収まったなら俺も冒険行ってみようかな。」と言ってローランドと一緒にバルトロイドの塔である技の塔に向かう事にした。



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