GAMEMODE:REALPLAY

ハルフィロイテの塔である力の塔に着いたリン一行は塔に入る事にした。

「扉を開けて…(ゴオオオオ!)うわっ!風強っ!閉めよう!(バタン!)うーん…確かに風が強いな。」扉を開けた瞬間物凄い突風が噴き出してきて中に入れなかったリン一行は町で情報を集める事にした。

すると、ある民家の人がこう言っていた、「うちはねぇ、強風が吹く時に洗濯物を干せるように風属性の魔導障壁を貼ってるのよ。聞いた事ないかしら?属性の親和性を上げるとその属性を軽減または吸収できるのよ、それで風を吸収出来る様に風属性の魔導障壁を貼るって事よ。」それを聞いてリンは「なるほど、それは装備でも効果出るんですよね?」と聞くと「勿論よ、でも全員が装備してないと無理かもしれないわね。」その後リンは民家を後にして防具屋でそれぞれ風属性の防具を買った。

しかし、困った事に店員に「ハーピーを仲間にしたんですか?困りましたね、獣人用の防具は無いんですよね…」と言われた時にハルピは「私は風属性の親和性とか良く分からないけど、あの塔から吹く風って入口の奥の機械から吹いてるみたいだから3人で入ってあの機械を止めればいいんじゃない?」と言った為リンは「それなら良いかもな。」そう言って防具屋を後にして3人で塔に向かった。

リンは扉を開けた、「(ギィ~………)風来ないな…一応装備外すと?(ゴオオオオ!)あ、やっぱり着るか。」その後、塔内部に入って道を進むと大きな扇風機があった、おそらくこれから強風が吹いているのだろう。

近くを探索すると扇風機の上に行ける梯子がありそれを登るとゴブリンの様な魔物が居た、「ひょ?お前らなんだ!どうやって風を乗り越えた!」そう言ってきたゴブリンにリンは「風を止めてもらおうか?」と言うと「へっ!嫌なこった!力尽くでやって見ろや!」そう言って戦闘を仕掛けて来た、「我がジュキシング様の為に。」そう言ってリモコンの様な武器を構えたゴブリンにリンは「行くぞ!」と言って剣を持って切りかかった、すると「トラップナンバー:1、起動。」そう言ってリモコンのボタンを押すと床が突然凍り付きリンは足を滑らせてしまった、「おわっ!痛っ!」その時にゴブリンは「トラップナンバー:2、起動。」と言ってボタンを押すと天井が開いて複数個の石が降って来てリンに6~9の表記が5回出た、「私のトラップを掻い潜れる確率はおよそ1.24%ですよ、鷹の様・・・な動体視力が無ければ無理でしょうね?」と言って高笑いをしたゴブリンにシードルが「私が行きましょう。」するとゴブリンは「トラップナンバー:3、起動。」そう言ってボタンを押すと壁から発射口が出て来て沢山の矢を打ち出した、するとシードルは「お嬢様に手出しはさせませんよ。」と言いながらどこからかナイフとフォークを取り出しそれを矢に投げつけ相殺した、その後ゴブリンに「お気を付けて。」そう言ってナイフとフォークを投げつけ1~2の表記を10かい程出てゴブリンは「ぐえぇ…」と言って倒れた、通知が来て「戦闘勝利!35の経験値と100ゴールドを手に入れた!」その後続けて「レベルが上がった!シードル:Lv.5→Lv.6」その後さらに「シードルはシルバースナイプ(MP15)を覚えた。」と表記された。

リンは「体力低くないか?」と言うとゴブリンは「ぐっ…やはりゴブリンの科学力では勝てないのか…私の生存…率は…0%…」そう言ってゴブリンの体はサラサラと消え去った、ゴブリンが消えた所にリモコンがありそれで扇風機を止める事が出来た、リンは「ハルピを呼んでくるよ、二人はここで待ってて。」と言ってハルピを町まで呼びに行ってその後塔に戻った。

「ありがとう!これからは頑張るよ!」そう言ったハルピを連れて塔の最上階に着くと黒いマントに包まれた人型の魔物が居た、「よく来たな、私は力の塔の主であるジュキシングである。」そう言ってマントを取ってリン一行に構えてこう言った「お前たちの力を見せてもらおうか!」その後にジュキシングは「音楽掛けるからちょっと待ってくれ、えーっと…19番が力の塔のやつだよな、(中国感のある強そうな曲)よし、いざ尋常に!」そう言ってこちらに構えなおしてきた、リンは「行くぞ!」と言って切りかかるとジュキシングは普通に受けて来た、「ふん、その程度なのか。」その後にシルフがエアーリアを使って攻撃してシードルはシルバースナイプを使ってハルピはトルネリアを使ったが全て耐えられてしまった、ジュキシングは「ほう、それで終わりか?それでは行くぞ!」と言って素早くリンに近づいてそのまま腕を掴んで背負い投げをした、「ふんっ!」そう言って地面に叩きつけて30の表記を出した。

次のターンになってからリンは「意外と痛いけどなんとかなるんじゃないか?」と思いつつウェポンスロウを使って攻撃すると突如ジュキシングが言った、「ぐっ…中々やるな、ならばこちらも本気を出させていただく!」そう言って手足にオーラを纏った、リンは「第二形態って所だな、後半分ぐらいかもしれない。」と言うとジュキシングが動いた「本気の攻撃を受けてもらおうか!」リン達に速度では劣っているはずなのに先に行動と言う事は速度の上昇もしているのだろう、ジュキシングは足を振り上げて地面に振り落とすと地面が波打つように動いてリン一行にまとめて35~40の数値を出した、リンは「な、なんだ今の!」するとジュキシングは「力に勝つには圧倒的な力の他無い、全力でかかって来い!」その後リンは「ぐっ…皆も瀕死だし次食らったら死ぬ…どうすれば良いんだ…」その時にハルピが言った「あの…私無傷なんですよね。」ハルピの体力は満タンだった、ジュキシングが驚いたように「何!あれだけの攻撃を受けて無傷だと!」と言うとハルピは「私、これでも飛べますからね。」それを聞いたジュキシングは「私の力が…通用しなかっただと!貴様!」そう言ってハルピに殴り掛かったジュキシングを空を飛んで回避したハルピは「ハーピーダイブ!」と言ってジュキシングに体当たりをするとジュキシングは「ぐはっ!っ…!私の力が全く効かない…私の負けだ…」と言って膝から崩れ落ちてしまった、通知が来て「戦闘勝利!200の経験値と1000ゴールドを手に入れた!」その後続けて「レベルが上がった!リン:Lv.5→Lv.7 シルフ:Lv.5→Lv.7 シードル:Lv.6→Lv.7 ハルピ:Lv.5→Lv.7」と表記された。

その後、ジュキシングが言った「強き者に従うのが我が掟、この国の魔物を元に戻しておこう。」その時通知が来て、「進捗:当たらなければ問題ない。」達成により情報とミッションがアンロックされました。」内容は「塔のボスを倒すとその国の魔物が正常になります、これにより魔物の凶暴性は無くなり攻撃はされませんが討伐は出来るので経験値やお金稼ぎに問題はありません。」と書いてあった、ジュキシングは「お前達の力は良く分かった、次に行くなら魔法使いが多いマジョルニアがおすすめだ。」リンは「あ、ありがとう。」そう言うとジュキシングは「いつかお前達に負けない強さを手に入れたらまた会おう、さらばだ。」そう言ってジュキシングは塔の奥の部屋に行ってしまった。
塔を後にしたリン一行は塔の上のボスを倒した事を国王に伝えて魔物が元通りになった事を確認してから次の国であるマジョルニアに向かうことにした。



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