第3章 異説小田原征伐 蘇りし海の亡霊と海神伝説
桜龍達は、天守閣の瓦屋根まで上がり、九頭竜王と対峙した。球磨、モトス、千里も駆けつけ、巨大な黒い竜の姿に進化した九頭竜を目の前にして、さらに海水が天守閣まで浸水し始めているのに緊迫していた。
「こいつは・・・氏政さんが最上階に居るから早く決着をつけねーとな」
球磨は真っ先に気を集中させ、攻撃体勢に入った。
「海面で戦う事になるから、皆に術を掛けるぞ」
いすみは皆に、水面でも歩き走れる術を掛けた。
「ありがとう、いすみ様。皆、九頭竜を倒しに行こうぜ!!」
桜龍の合図と同時に、球磨は真っ先に跳躍し、九頭竜の毛を炎で燃やそうとした。続いてモトスも追い風を放ち、炎の威力と速さを増幅させた。しかし、九頭竜の闇の波動により攻撃は無効化された。千里が放つ岩石弾も湘の冷気の霧も払われてしまった。
「ははははは!!!小童共がこの程度の力痛くも痒くも無いわ!!」
「く・・・攻撃が効いていない」
桜龍といすみの雷撃も効果をなさなかった。その時、ミズチがいすみの後ろに現れ、嘲笑いながら忠告した。
「無駄だよ、九頭竜王は海王神だけの力では倒せない。倒すにはもう一つ、『とある力』が必要だが、その望みは無いね」
「く・・・ミズチ・・」
ミズチは九頭竜に合図すると、九頭竜は後頭部の毛を伸ばし、球磨とモトスと千里を巻き付かせ、拘束させた。
「く・・動けば動く程絡みつくな・・・」
モトスはカマイタチで切り裂こうとしたが、竜の毛で魔力を封印されてしまった。
「モトスさん!!球磨!!千里!!」
桜龍は3人を助ける為、九頭竜の頭上を雷撃で攻撃したが、効果は全く無かった。
「聖なる龍の力を持ってしても、九頭竜王には無意味だよ」
桜龍はミズチに嘲笑われ、悔しそうな顔をした。いすみと湘はミズチに武器を向け攻撃をしかけようとしていた。
「ワレが相手になるぞ!!ミズチ!!」
「私の事も忘れず。父の仇を討たせてもらうよ」
いすみと湘の水の魔法とミズチの闇の力が水上でぶつかり合った。
「こいつは・・・氏政さんが最上階に居るから早く決着をつけねーとな」
球磨は真っ先に気を集中させ、攻撃体勢に入った。
「海面で戦う事になるから、皆に術を掛けるぞ」
いすみは皆に、水面でも歩き走れる術を掛けた。
「ありがとう、いすみ様。皆、九頭竜を倒しに行こうぜ!!」
桜龍の合図と同時に、球磨は真っ先に跳躍し、九頭竜の毛を炎で燃やそうとした。続いてモトスも追い風を放ち、炎の威力と速さを増幅させた。しかし、九頭竜の闇の波動により攻撃は無効化された。千里が放つ岩石弾も湘の冷気の霧も払われてしまった。
「ははははは!!!小童共がこの程度の力痛くも痒くも無いわ!!」
「く・・・攻撃が効いていない」
桜龍といすみの雷撃も効果をなさなかった。その時、ミズチがいすみの後ろに現れ、嘲笑いながら忠告した。
「無駄だよ、九頭竜王は海王神だけの力では倒せない。倒すにはもう一つ、『とある力』が必要だが、その望みは無いね」
「く・・・ミズチ・・」
ミズチは九頭竜に合図すると、九頭竜は後頭部の毛を伸ばし、球磨とモトスと千里を巻き付かせ、拘束させた。
「く・・動けば動く程絡みつくな・・・」
モトスはカマイタチで切り裂こうとしたが、竜の毛で魔力を封印されてしまった。
「モトスさん!!球磨!!千里!!」
桜龍は3人を助ける為、九頭竜の頭上を雷撃で攻撃したが、効果は全く無かった。
「聖なる龍の力を持ってしても、九頭竜王には無意味だよ」
桜龍はミズチに嘲笑われ、悔しそうな顔をした。いすみと湘はミズチに武器を向け攻撃をしかけようとしていた。
「ワレが相手になるぞ!!ミズチ!!」
「私の事も忘れず。父の仇を討たせてもらうよ」
いすみと湘の水の魔法とミズチの闇の力が水上でぶつかり合った。