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第3章 異説小田原征伐  蘇りし海の亡霊と海神伝説

真鶴(まなづる) 

見た目年齢35歳 
身長175センチ B型 青緑色の長髪に海色の瞳

湘の父。昔、相模国津久井城の沼で死亡したが、成仏出来ず陰のニホンを統べる『卑弩羅(ひどら)』の力で、海洋族として蘇った。性格は生真面目で一途。再び凪沙に逢いたいという想いがある一方、いすみを憎んでおり、彼を王座から引きずり下ろした後、自らが海洋族を統べたいと志すが・・・。


亘(わたり)

見た目年齢36歳
身長210センチ AB型 赤毛に琥珀色の瞳

海洋族追放者の一人。武器は大斧を使う。陸中国気仙沼の魚市場で見廻りの仕事をしているところを真鶴と出会う。筋骨隆々で武骨に見えるが、性格は気さくで面倒見が良い。また、真鶴への忠誠心が高く、追放者のまとめ役でもある。海洋族と他の種族が混ざっている海洋戦士。


五十鈴(いすず)

見た目年齢32歳
身長189センチ B型 青紫色の髪 紫の瞳

海洋族追放者の一人。武器は杖を使う。伊勢国で真珠を質屋で売り、京の祇園で芸妓遊びしていた時に真鶴と出会う。性格はキザで女性好きな軟派男。アミーゴーなどスペイン語も使う。大昔は日ノ本より南の小さな島国で神官をしていた。桜龍達から色ボケ魔術師と呼ばれる。全種族を海洋生物にする禁呪を持っている。


アナン

見た目年齢25歳 B型
身長171センチ 薄茶色の髪 翡翠の瞳

海洋族追放者の一人。阿波国祖谷(いや)の里で修行していた時に真鶴と出会う。血気盛んで喧嘩っ早いが、根は仲間想いで周りの事を良く考えている。平安末期に平家で清盛の娘『徳子』と安徳天皇と親交があった。千里とは源平合戦での因縁が残っている。


クリクリ(闇クリオネ)

黒いクリオネ、出生は不明。厄神四天王『ミズチ』の愛玩物で、いすみに憎悪を抱いている。真鶴に助言したりと協力しているが、裏では自分の意のままに操っている。語尾はクリなので、クリクリと名付けられた。可愛い仕草をするが、性格はずる賢い。


凪沙(なぎさ)

見た目年齢19歳
身長157センチ B型 紫黒色の髪 瑠璃の瞳

海洋族。湘の母で、真鶴の妻。真鶴とは相模国三崎で出会い夫婦となるが、人間姿では体力が5年と持たず、いすみに連れ戻される。その後は湘に会う事なく、宮殿で無事を祈り続けていたが、海洋族の反乱時にミズチに眠らされてしまう。


常葉(ときわ)

見た目年齢23歳
身長173センチ B型 緑がかった黒髪 黄緑の瞳

いすみの側近で、千年は生きている。実直で忠義に厚いが、桜龍の破天荒さやモトスの天然さを受け入れる柔軟性もある。いすみを誰よりも理解しており、掟を守る一方、彼と親交があった種族と和解して欲しいとも願っている。


藤乃(ふじの)

見た目年齢29歳
身長165センチ A型 艶やかな黒髪 薄紫の瞳

北条家に仕える、風魔忍軍のクノイチ衆頭領。風魔小太郎の娘でもある。性格はサバサバした姉御肌。湘とは相模北部の津久井城城下町で出会い、世話を焼きながらも彼に想いを寄せている。


北条氏政(ほうじょう うじまさ) ※実在人物です。
身長179センチ A型 黒髪 黒茶の瞳  

関東地方の大部分を統治する、北条家4代当主。息子に氏直(うじなお)が居る。湘のお兄さん的存在で主君を超えて仲が良い。慎重かつ少し優柔不断な面があるが、芯は強く領民と家臣思いで皆から慕われている。


ミズチ 
身長183センチ B型 黒髪紫黒色の足 紫黒色の瞳

厄神四天王の『水の邪神』。性格は物腰柔らかく紳士的だが、計算高くしたたか。一方で種族関係なく教えて貰った事に素直に礼を言う。基本バカとうるさい者を相手にするのを面倒くさがる。真鶴に助言しながら悪い方向へ導こうと目論む。

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