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番外編 千里の話 鬼神と呼ばれた人造戦士

人造戦士『千里(せんり)』の過去話です。

時期は平安末期の源平合戦です。千里が土竜族の陰陽師に造られてから、源義経と出会い、源氏軍と共に戦い、そして悲しい結末と希望の未来へ向かって封印されるまでのお話です。

第3章までに登場したキャラが出ますが、この番外編から読んでも大丈夫です(多分)また、史実とかけ離れたフィックションです。

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  • 前編 ① 千里の旅立ち、義経との出会い

    前編 登場人物

    千里(せんり) 鬼神と呼ばれる人造戦士。土竜族(どりゅうぞく)の女術師『安曇(あずみ)』に造られる。武者修行で義経達と出会う。大地の力と暗器の使い手

    源 義経(みなもとの よしつね) 源頼朝の弟。戦の天才で軍神と呼ばれている。美麗な容姿とは裏腹に勇敢で奇策を提案する。後白河法皇から信頼を得ている。

    武蔵坊 弁慶(むさしぼう べんけい) 義経の相棒。大柄で強面だか、面倒見が良い。元々は破戒僧だったが、義経に強さを見出され、彼を信頼している。

    若桜(わかさ)  千里同様、安曇に造られた人造戦士の女性。生真面目で忠義に厚く、千里を慕っている。扇の舞や、剣舞を得意とする。

    安曇(あずみ)   千里と若桜を始め、源氏に人造戦士を造った土竜族の女性。土竜族を出て行き、信州戸隠に住んでいる。

    アナン 平家に仕える海洋族。好戦的で乱暴だが、律儀で忠義に厚く、平家の者から強い信頼を得ている。平清盛の娘、徳子(のりこ)とその息子、安徳(あんとく)天皇とは本当の家族のように仲が良い。

    平 知盛(たいらの とももり) 亡き平清盛の息子で、徳子の兄。平家の総大将だが、偉大な父を超えられないまま、源平合戦で追い詰められてゆく。根は悪者では無く、源氏に和平を求めるが・・・。

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  • 中編 ① 勝利の先に待つ闇

    中編で登場

    梶原 景時(かじわらの かげとき) 源氏に仕える武将だが、義経よりも頼朝に忠誠している。前から義経とは反りが合ってない。義経と頼朝が争うか心配する中、予言者の使いと名乗る者に耳を傾けてしまう。

    那須 与一(なすの よいち) 源氏に仕える若き武将。代々弓の名手の一族。屋島の戦い前に、景時から扇の的当ての練習を命じられる。

    予言者の使者 屋島の戦いの前に、梶原景時の前に現れる。正体と目的は不明だが、景時に今後の戦の助言をする。

    黒羽(くろう) 安曇と同じ、土竜族の女性。安曇いわく、地底世界を追放された危険な存在と言われている。魔改造戦士の従者と共に、義経を疎ましく思う頼朝に近づく。

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  • 後編 ① 絶望の過去から希望の未来へ

    後編で登場

    大芹(おおぜり) 平泉の藤原屋敷で、3代目秀衡の医者をしている人造戦士の男性。顔に縫った傷痕と、右腕に異形の義手をしている。元々は人間の医者だったらしい。

    厳美(げんび)  大芹同様、藤原屋敷で秀衡の病を治す薬を調合している人造戦士の男性。昔の記憶が無く、大芹が自分を造ってくれたと話す。

    氷雨(ひさめ)  大芹達の仲間で、性別不明の人造戦士。体は液体で出来ており、性別や姿形を自由に変えることが出来る。元々人間だったが、人造戦士になった理由は不明。

    豹剛(ひょうごう) 大芹達の仲間で、豹の毛皮を身に着ける、獣のような人造戦士。1つの体で人間と豹の2つの生命と人格を持っている。大芹に拾われる前は、双方、虐げられた生活を送っていた。

    藤原秀衡(ふじわらの ひでひら) 奥州藤原氏の3代目。義経とは長い付き合いであり、快く奥州に受け入れたが、持病を持っており、大芹と厳美に看病してもらっていたが・・・

    藤原泰衡(ふじわらの やすひら) 秀衡の息子。温厚で優しい性格だが、優柔不断で頼りない。父の死後、頼朝に付くか、義経を護るかで揺らいでいた・・・。

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