日記

また作品の話をします

2024/11/12 23:22
この季節になって、どういうわけか気温の乱高下と季節の変わり目特有の不調がひどくなり、体力回復以外のことができなくなりつつあります……

というわけで書くこともないので、過去の作品の話でもしてみようかなと思います。

このHPを解説してから執筆した『不思議な時計と赤帽子』は、私が好きだった西洋児童文学ジャンルのファンタジー要素を詰めこんでみた実験作です。

当時はまだ長編を完結させた経験が少なく、とにかく設定を固めて矛盾させないことと、登場人物を自分が納得できるラインまで掘り下げることに重きを置いていました。

第三者視点での(俯瞰での)語りと、破天荒な主人公の視点を合わせることに慣れておらず、かなり四苦八苦した思い出があります。

男女ワンペア+エブリデイ・マジック という組み合わせの作品が好きなので、どうにかしてギルとアリーの扱いのバランスを取りたかったのですが、どうしても(ストーリーの都合上)アリーのほうに比重を置きがちになってしまいました😅

本来は、ポップなキャラクターや設定の中に哲学的なテーマやメッセージ性を入れた作品として『ストレンジ冒険記』を書くのが目標だったのですが、私が未熟すぎてどうにもうまくいかず、先に『レイと故郷の時計』や『ストレンジ体験記』をちまちま書いていました。

その後『体験記』をしばらく放置して『不思議な時計と赤帽子』を完結させたのですが、
じつはこの作品も一番書きたかった作品『ストレンジ冒険記』のボツ案の派生形たったりします。

その後、『赤帽子』『体験記』を完結させて「今なら書けるかもしれない!」と思ったタイミングで『ストレンジ冒険記』の執筆をはじめた、というのがこれまでの経緯です。

意地でも完結させたいとは思いつつ、少し自分の中での作品の位置づけをどうしていいかわからなくなってきたので、今はしばらく寝かせています。。。申し訳ありません……

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