6.言えないコト
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誰かに相談したいような気持ちもあるが、誰にもいえない。
クラスメイトにも、親にも・・・木村にも。
「ってか、たっちゃんになんて絶対言えない」
観念したように背中をベッドに沈めると、横にいた宮田が手を伸ばし、奈々の手をぎゅっと握りしめてきた。
「・・・何を言うんだよ」
「え?」
「アイツに」
寝起きのような、寝ているような掠れた声で宮田がつぶやくと、起きていたとは思わなかった奈々は驚いて慌てて聞き返す。
「べ、べつに・・・」
誤魔化そうと掴まれた手を振りほどいて背中を向けると、宮田が体を起こしてその上から覆いかぶさってきた。
「ちょ、ちょっと・・・、ま・・またぁ?」
「悪いかよ」
そして第二ラウンドの始まり。
目の前の色欲に、雑多な感情が全て押し流されてしまった。
クラスメイトにも、親にも・・・木村にも。
「ってか、たっちゃんになんて絶対言えない」
観念したように背中をベッドに沈めると、横にいた宮田が手を伸ばし、奈々の手をぎゅっと握りしめてきた。
「・・・何を言うんだよ」
「え?」
「アイツに」
寝起きのような、寝ているような掠れた声で宮田がつぶやくと、起きていたとは思わなかった奈々は驚いて慌てて聞き返す。
「べ、べつに・・・」
誤魔化そうと掴まれた手を振りほどいて背中を向けると、宮田が体を起こしてその上から覆いかぶさってきた。
「ちょ、ちょっと・・・、ま・・またぁ?」
「悪いかよ」
そして第二ラウンドの始まり。
目の前の色欲に、雑多な感情が全て押し流されてしまった。