The Answer
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The Answer 完結。のあとがき。
高杉です。
この度は宮田長編「The Answer」にお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
今回も長い連載となってしまいました・・・。
最後まで読んでくださった皆様に最大級の愛と涙のオイルを捧げます(ガガガガガガ
すでにご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、高杉は行き当たりばったりで物語を書くタイプでして、途中で辻褄が合わなくなるのが怖いため、全てのお話を書ききってからサイト連載を始めています。
実はこの連載・・・最初はバッドエンドというか、二人が別れる結末でした。なので、「結末がハッピーエンドであるとは限りません」という注意書きを書いていました。
でも連載中、皆さまからスキボタンやメッセージなどをいただく中で「ヒロインちゃんと宮田くんが幸せになりますように」と言うようなコメントをたくさん頂くようになって、悩み始めました。
ひょっとして高杉は最初から別れ話が書きたくて、無理やりこの二人を別れさせたんじゃないのかな・・・。
このヒロインと宮田くんってそもそもどんな関係で、どんなところで支え合っているんだろう。
その辺の考察が全然抜けているんじゃないのか・・・・
まずは、宮田くんについての恋愛観について。
宮田くんは長い時間をかけて愛情や友情を築いていく人でしょうから、ポッと現れたナイスバディの魔性の女にふらふら惹かれることはまずないだろうと。
なので、一度好きになった人は、たとえ相手が去っていったとしても、自分が納得するまでずっと思い続けているんだろうなと(周りが何度階級変えろって言っても一歩に固執し続けるあたりとかね・・・)。
それに、宮田くんって自立心溢れた、極めて依存性の低い男なので・・・「支えてほしい」とか「理解してほしい」という気持ちより、もっと「自分が愛したい」んだろうなと考えるに至りました。
ヒロインちゃんについては、まぁ、最初木村さんを好きになるくらいの普通の子なので(笑)。普通に寂しがったりスネたりするだろうな、と。
別れたことで一旦色々なしがらみから解放されて、一歩引いて宮田一郎という人物を眺めたときに、初めて「友達や彼氏だった宮田」が「ボクサー宮田一郎」であることを認識できたと思うんです。
人間としては1人だけど存在としては2人いる、その認識は付き合っていく上で絶対に必要なことで、これを経たからこそ、自分の時間を大切にしながら付き合っていくことを学ぶに至ったと。
そんなふうに考えていたら、すでに発表している連載では別れちゃっていたものの、このまま二人を永遠に別れさせるのが困難になりました(笑)。これは復縁しかないなと(涙)。
なので、一旦別れたものの、そこからどう成長していくのかという話に軌道修正しました。
宮田くんが失恋してボロボロになっているところは書いていて最高に楽しかったですが(鬼畜)、最後まで書き上げられた時は、迷子になってた宮田くんの気持ちがすうっと戻ってきてくれたようで、なんだかんだまぁやっぱり嬉しかったです。
やっぱりこの二人はオタクなんで、二人であれこれ話しているのが一番楽しいわけです。その楽しかった気持ち、初期の気持ちを取り戻してくれたのはなによりです。
宮田くんは初恋を1000年忘れない粘着男なので(言い切り)、今ではハッピーエンドにしておいてよかったかなと思っています。
ライバル役の蓼丸さんや、古文の蛍原先生などは、読者の方とカブらない珍しい苗字を探してきてつけました。蛍原先生は実際登場してませんが(笑)。蓼丸さんは悪役のつもりで登場させたんですが、実は結構イイ女になってしまいましたね。次は素敵な恋愛してほしいです。
次の連載の構想はいろいろありますが、またぼちぼち書き溜めていき、完成したらお披露目させていただこうと思っています。
それではまた会う日まで。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ではではっ
高杉でしたっ
2023.3.19
高杉R26号
高杉です。
この度は宮田長編「The Answer」にお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
今回も長い連載となってしまいました・・・。
最後まで読んでくださった皆様に最大級の愛と涙のオイルを捧げます(ガガガガガガ
すでにご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、高杉は行き当たりばったりで物語を書くタイプでして、途中で辻褄が合わなくなるのが怖いため、全てのお話を書ききってからサイト連載を始めています。
実はこの連載・・・最初はバッドエンドというか、二人が別れる結末でした。なので、「結末がハッピーエンドであるとは限りません」という注意書きを書いていました。
でも連載中、皆さまからスキボタンやメッセージなどをいただく中で「ヒロインちゃんと宮田くんが幸せになりますように」と言うようなコメントをたくさん頂くようになって、悩み始めました。
ひょっとして高杉は最初から別れ話が書きたくて、無理やりこの二人を別れさせたんじゃないのかな・・・。
このヒロインと宮田くんってそもそもどんな関係で、どんなところで支え合っているんだろう。
その辺の考察が全然抜けているんじゃないのか・・・・
まずは、宮田くんについての恋愛観について。
宮田くんは長い時間をかけて愛情や友情を築いていく人でしょうから、ポッと現れたナイスバディの魔性の女にふらふら惹かれることはまずないだろうと。
なので、一度好きになった人は、たとえ相手が去っていったとしても、自分が納得するまでずっと思い続けているんだろうなと(周りが何度階級変えろって言っても一歩に固執し続けるあたりとかね・・・)。
それに、宮田くんって自立心溢れた、極めて依存性の低い男なので・・・「支えてほしい」とか「理解してほしい」という気持ちより、もっと「自分が愛したい」んだろうなと考えるに至りました。
ヒロインちゃんについては、まぁ、最初木村さんを好きになるくらいの普通の子なので(笑)。普通に寂しがったりスネたりするだろうな、と。
別れたことで一旦色々なしがらみから解放されて、一歩引いて宮田一郎という人物を眺めたときに、初めて「友達や彼氏だった宮田」が「ボクサー宮田一郎」であることを認識できたと思うんです。
人間としては1人だけど存在としては2人いる、その認識は付き合っていく上で絶対に必要なことで、これを経たからこそ、自分の時間を大切にしながら付き合っていくことを学ぶに至ったと。
そんなふうに考えていたら、すでに発表している連載では別れちゃっていたものの、このまま二人を永遠に別れさせるのが困難になりました(笑)。これは復縁しかないなと(涙)。
なので、一旦別れたものの、そこからどう成長していくのかという話に軌道修正しました。
宮田くんが失恋してボロボロになっているところは書いていて最高に楽しかったですが(鬼畜)、最後まで書き上げられた時は、迷子になってた宮田くんの気持ちがすうっと戻ってきてくれたようで、なんだかんだまぁやっぱり嬉しかったです。
やっぱりこの二人はオタクなんで、二人であれこれ話しているのが一番楽しいわけです。その楽しかった気持ち、初期の気持ちを取り戻してくれたのはなによりです。
宮田くんは初恋を1000年忘れない粘着男なので(言い切り)、今ではハッピーエンドにしておいてよかったかなと思っています。
ライバル役の蓼丸さんや、古文の蛍原先生などは、読者の方とカブらない珍しい苗字を探してきてつけました。蛍原先生は実際登場してませんが(笑)。蓼丸さんは悪役のつもりで登場させたんですが、実は結構イイ女になってしまいましたね。次は素敵な恋愛してほしいです。
次の連載の構想はいろいろありますが、またぼちぼち書き溜めていき、完成したらお披露目させていただこうと思っています。
それではまた会う日まで。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ではではっ
高杉でしたっ
2023.3.19
高杉R26号
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