美帆
「杏、僕には伯益 という字がついたんだ。そろそろ若と呼ばれるのは恥ずかしいぞ」
「いーえっ、若さまはいつまでも若さまでございます! お嬢さまも草葉の陰から『奕ちゃんが曹丞相に引き取られたなんて、大出世じゃない!』なんて喜んでいらっしゃるはずです!」
「杏、お前は何年美帆に仕えたんだ。あの人のことだから、『奕ちゃんを置いてどうしてこんな早く来たの』って郭軍祭酒を一発殴っている頃合いだろ」
「お嬢さまはそこまで凶暴な方ではありませんっ」
「杏、落ち着いて」
「いーえっ、若さまはいつまでも若さまでございます! お嬢さまも草葉の陰から『奕ちゃんが曹丞相に引き取られたなんて、大出世じゃない!』なんて喜んでいらっしゃるはずです!」
「杏、お前は何年美帆に仕えたんだ。あの人のことだから、『奕ちゃんを置いてどうしてこんな早く来たの』って郭軍祭酒を一発殴っている頃合いだろ」
「お嬢さまはそこまで凶暴な方ではありませんっ」
「杏、落ち着いて」