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 曹将軍に仕えて6年。

最初の2年ほどは陽翟に妻子を置いていたことで、結婚して控えていた深酒と賭博と遊女を買って持て余した暇を潰すようになった。

許に家族を呼び寄せた後は、女には困らなかったが、酒と賭けは止めなかった。

私の放蕩について、妻は何も言わなかった。

「今のお前は、黎陽から帰った時の私を見ているようだ」

 私は士大夫で、曹将軍の典医でもある華元化に妻を診せた。

以前、中郎将ちゅうろうじょうふりがな文達ぶんたつの夫人が流産後危篤に陥ったときに、華元化は子は双子で、片方は下りたが、もう片方が残っていると診断し、それは正しかったと噂に聞いた。

また、広陵こうりょう太守たいしゅだったちん元龍げんりゅうなます中毒に苦しんだ折に投薬で治癒させたが、3年後に再発すると予言し、結果として元龍は膾中毒にかかった3年後に39歳で死んだ。

将軍の典医としては有能だが、仙人のような男で、年齢は90とも100ともいう。

私は買える限りの洗沐日を買って、出仕せずに妻子と寝起きを共にするようになった。
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