マリちゃんと川上さん
《95年5月7日 日曜日 曇
明日から年が明けて初めて学校に行くので、先生から届けられて積まれているままの教科書を出して、お兄ちゃんが買っておいてくれたノートに名前を書きました。
私は病気ということになっているから、2月頃千羽鶴と色紙が届いたけれど、友だちとはそれきりだから、みんな忘れてしまっていないか心配。
今日がしのぶちゃんのお母さんでいられる最後の日。
明日、私が学校から帰ったら、しのぶちゃんはもうおじさんとおばさんのうちの子どもになって、藤沢のおうちのゆりかごで眠っているの。
私は普通の中学生に戻って、しのぶちゃんのいとこのお姉さんになります。
こんなかりそめのお母さんでくやしいから、何か誓いを立てようと思います。》
明日から年が明けて初めて学校に行くので、先生から届けられて積まれているままの教科書を出して、お兄ちゃんが買っておいてくれたノートに名前を書きました。
私は病気ということになっているから、2月頃千羽鶴と色紙が届いたけれど、友だちとはそれきりだから、みんな忘れてしまっていないか心配。
今日がしのぶちゃんのお母さんでいられる最後の日。
明日、私が学校から帰ったら、しのぶちゃんはもうおじさんとおばさんのうちの子どもになって、藤沢のおうちのゆりかごで眠っているの。
私は普通の中学生に戻って、しのぶちゃんのいとこのお姉さんになります。
こんなかりそめのお母さんでくやしいから、何か誓いを立てようと思います。》