本棚

長編小説

  • 透明度。

    ※BL
    三白眼の親友×記憶喪失の美形メインの純愛ストーリー
    純愛/三白眼攻め/美形受け/固定CP/その他CP有

    罪の意識に囚われ『人』として生きるのを諦めていた一ノ瀬透の前に現れたのは三白眼の強面、自身の親友を名乗る「伊藤鈴芽」だった。
    その伊藤の風貌とは裏腹に傷つきすぎて傷ついていることにも気が付かなった一ノ瀬を肯定する。
    同級生たちの様々な傷に寄り添い、乗り越えていくのを見て透は自分自身の意志で記憶喪失とどう向き合うのか。
    そして、真実を知ったとき。
    透が選ぶ答えは。

    ーー本当は、思い出したらいけなかったんだ。
    本当に鈴芽のことを想っているのなら、大事なら俺はきっとそのままでいたほうが良かったんだ。
    それでも、俺は『俺』の選びたい答えはーー。

    続きを読む

    閉じる

  • 人もどきの復讐譚。

    R18G
    人もどきは神様になるか神様の玩具になるか、それとも。

    ※全体的に仄暗いシリアス、妖怪とかが出てくる和風ファンタジーホラーとちょいちょいグロめの小説。
    夜歌という少女の見た目をした子が主人公。



    この世界に存在し続けることすら困難で、神様を討つなんて無謀そのものなのでしょう。
    私ができるのはこの世界に抗い続けること。それが唯一の抵抗です。
    私が生きてきた世界は辛いばかりで、私が選んだ世界は苦しいばかりで、どうして私ばかりと心の中で嘆いていました。

    でもね。
    あなたたちが私を受け入れてくれて一緒にいた時間は悲しいこともいっぱいあったけれど、とっても楽しかった。誰かが私を哀れみ嘲笑われたとしても私にとってこれ以上ないほどの幸せな世界だと胸を張って言えるよ。ありがとう。

    だから。
    私はこの世界を選ぶの。

    続きを読む

    閉じる