妊娠・出産レポ
七月。検診の時に体重計に乗って、びっくりした。
この月から二週間に一度の検診となり、まあ食べてはいたけど大丈夫でしょ、と思っていたのだが、二キロ増えていた。助産師からは「増えてますね(笑)」みたいな反応をされ、医者(この日は体重に厳しい院長だった)に「増えすぎ」と言われ、母子手帳に真っ赤なハンコが押された。『カロリー制限』のハンコである。
妊娠前から五ヶ月までの間は体重が大きく変動することがなかったのに、二週間で二キロ増えていたために、ここでやっと「妊婦って太りやすいんだ」と実感した。と思いつつ、罪悪感を抱きながら、帰りはマックに寄り、ハンバーガーとポテトを食べたのであった。
注意されたとはいえ。この研修の翌日には〇.五キロほど減り、さらに翌日、〇.五キロほど減り、二日間でおよそ一キロ減った。この謎の減少の理由は分からないのだが、塩分高めの外食に加え、連日の暑さで湯船をスキップして、大量の汗をかくことを避けていたので、体内に水が溜まっていたのかもしれない。
母や妹たちに相談したところ「その医者が厳しすぎる、食べていい」と言われたのだが、でも母子手帳に赤ハンコで『カロリー制限』と指示されるのは嫌だった。
まず外食の数を減らした。幸いにも、六月後半からあった異常な食欲は落ち着いてくれたので、なんとか我慢できた。それから菓子の回数も減らした。食べるにしても、朝のヨーグルトと、プルーン1粒を基本にし、カロリーが高そうなものは数日に一度にした。飲むにしても微糖コーヒーやカフェオレなどにした。とにかくパッケージに「カロリーオフ」と書かれているものを選んだ。
ご飯は野菜を中心にし、白米の量を減らした。幸いにも夏野菜をもらうことが増えたので、野菜の処理に困ることはなかった。夫が野菜嫌いなので、献立を考えるのは苦労したが。
朝はサラダ、汁物、スクランブルエッグ、白米。昼はサラダ、汁物、納豆ご飯、魚一切れ、夜はサラダ、汁物、肉料理、白米を基本にローテーションをすることにした。一皿の量は少なめである。タンパク質をとれとよく言われるが、豆、卵、魚、肉を一日に一回は食べているので、量が少なくても、栄養はとれているかなという感じである。
晩御飯を食べ、日が沈んだあとに三十分から四十分ほどの散歩をした。稀に朝にも散歩。きちんと湯船に浸かり、汗をかくことをした。買い出しも朝の家事が終わり次第、日傘をさして徒歩でスーパーに行った。このために日傘を新調した。これも買ってよかったと思っている。
仕事も含め、とにかく動いた。それが良かったのか、一週間で一キロ未満の増加で留まっている。
そんな調子で過ごしてたら、二回目の検診で切迫早産気味だという診断がおりた。子宮頸管が40ミリあるところ、28ミリまで短くなっていた。自覚症状が全くなかったのでこれにはとても驚いた。仕事は休みになり、ここから絶対安静の寝たきり生活となる。体重のことは言ってられなくなった。
この月から二週間に一度の検診となり、まあ食べてはいたけど大丈夫でしょ、と思っていたのだが、二キロ増えていた。助産師からは「増えてますね(笑)」みたいな反応をされ、医者(この日は体重に厳しい院長だった)に「増えすぎ」と言われ、母子手帳に真っ赤なハンコが押された。『カロリー制限』のハンコである。
妊娠前から五ヶ月までの間は体重が大きく変動することがなかったのに、二週間で二キロ増えていたために、ここでやっと「妊婦って太りやすいんだ」と実感した。と思いつつ、罪悪感を抱きながら、帰りはマックに寄り、ハンバーガーとポテトを食べたのであった。
注意されたとはいえ。この研修の翌日には〇.五キロほど減り、さらに翌日、〇.五キロほど減り、二日間でおよそ一キロ減った。この謎の減少の理由は分からないのだが、塩分高めの外食に加え、連日の暑さで湯船をスキップして、大量の汗をかくことを避けていたので、体内に水が溜まっていたのかもしれない。
母や妹たちに相談したところ「その医者が厳しすぎる、食べていい」と言われたのだが、でも母子手帳に赤ハンコで『カロリー制限』と指示されるのは嫌だった。
まず外食の数を減らした。幸いにも、六月後半からあった異常な食欲は落ち着いてくれたので、なんとか我慢できた。それから菓子の回数も減らした。食べるにしても、朝のヨーグルトと、プルーン1粒を基本にし、カロリーが高そうなものは数日に一度にした。飲むにしても微糖コーヒーやカフェオレなどにした。とにかくパッケージに「カロリーオフ」と書かれているものを選んだ。
ご飯は野菜を中心にし、白米の量を減らした。幸いにも夏野菜をもらうことが増えたので、野菜の処理に困ることはなかった。夫が野菜嫌いなので、献立を考えるのは苦労したが。
朝はサラダ、汁物、スクランブルエッグ、白米。昼はサラダ、汁物、納豆ご飯、魚一切れ、夜はサラダ、汁物、肉料理、白米を基本にローテーションをすることにした。一皿の量は少なめである。タンパク質をとれとよく言われるが、豆、卵、魚、肉を一日に一回は食べているので、量が少なくても、栄養はとれているかなという感じである。
晩御飯を食べ、日が沈んだあとに三十分から四十分ほどの散歩をした。稀に朝にも散歩。きちんと湯船に浸かり、汗をかくことをした。買い出しも朝の家事が終わり次第、日傘をさして徒歩でスーパーに行った。このために日傘を新調した。これも買ってよかったと思っている。
仕事も含め、とにかく動いた。それが良かったのか、一週間で一キロ未満の増加で留まっている。
そんな調子で過ごしてたら、二回目の検診で切迫早産気味だという診断がおりた。子宮頸管が40ミリあるところ、28ミリまで短くなっていた。自覚症状が全くなかったのでこれにはとても驚いた。仕事は休みになり、ここから絶対安静の寝たきり生活となる。体重のことは言ってられなくなった。