JOJOってGO!―杜王町は今日も平和です―
「うー!あーー!帰ってきたーー!
やっばい、一学期まるまる国外だったからめちゃくちゃ久しぶりだー懐かしーー!」
ガラガラとキャリーバッグを引きずりながら酷くはしゃいであたりを見渡す少年はぐんっ、と後ろを振り向く
「お母さん!帰ってきましたね!杜王町に!」
嬉しそうにはしゃぐ少年にほほ笑みかけるのは真っ黒な日傘をさす女性
「もう、たった一学期の間だというのに…
そんなにこの街が恋しかったのですか?」
「はい!」
「ふふ、正直なのはよきことです」
褒められたことに少年は少し照れくさそうに頬をかく少年
彼の名前は導神癒緒(どうじんいお)
これは吉良吉影の脅威が去った杜王町で起こる…ちょっと不思議で奇妙な物語
「…なんちゃってね」
「どうしたのですか?癒緒
もう行きますよ、早くしないとバスに乗り遅れてしまいます」
「あぁっ!待って!置いてかないでください!お母さん!」
そう、これは本当に小さな物語
でももしかしたら…とんでもない事実に遭遇してしまうかも…?
……To be continued