「…………私のあり方が間違っていたとは思いたくない」

「しかし､それ以上に光り輝く未来があったのだな……
ふ……少し感傷に浸りすぎたか
しかし私はもうこの未来にいていいものでは無いのだな」

「とか言いながら俺の家でテレビ画面に齧り付くのやめろ
オラクルに帰れ､ヒキニートの俺」

「なんだ､貴様こそYouTube派だと言っていたでは無いか
それに私はヒキニートではない､訳あって表に出れないだけだ」

「人はそれをニートと呼ぶんだよ
おらおら､新作アニメはリアタイするタイプなんだよさっさとそこを退けペルソナ(同位体)」

「気が小さいな､別にこの世界の情勢を見ていてもいいだろうにアニメなんかにうつつを抜かすとは……そちらこそ今オラクルで起こっている危機に迅速に対応するべきなのではないのか」

「今シャオから休憩期間だって言われてるんだよ
上司の言葉には素直に従うもんだろうが
……あと放送されるアニメがPSO2エピソードオラクルでも同じことが言えるか？」

「……っ！」

「ふっ､見る気になったか？」

「今すぐ軽めの飲食物を」

「行動早すぎだろ……」

「うるさい」

「ある意味お前の黒歴史ぞ？」

「私は私､テレビの中はテレビの中だ」

「でもマトイは一貫して好きなんだな」

「当たり前だろう」

「うわ恥ずかし……俺が言ってると思うとめちゃめちゃ恥ずかし」

「そういうお前こそ我が残滓から生まれた緊急クエストでヒーローレベルを上げ切ってなかったことが災いして1番落ちるエクストラハードやれなかったそうじゃないか
ルーサーから聞いたぞ､相当発狂していたようだなシオン厨め」

「名前に釣られた訳じゃない､壊された武器によく似た構造だったから一目惚れしたんだ」

「貴様の方が気持ち悪いぞ
武器に一目惚れなんてあってたまるか」

「ひどい言われようだ､さすがに傷つくぞ俺も」

「勝手に傷ついていればいい」

「素直じゃないな」

「どこがだ」

続かない(笑)