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沖田と銀時(沖銀)〈140字〉

2021/01/09 22:24
あちこちに跳ねた銀髪に顔をうずめる。腹に手を回して抱きしめる。んー、と寝惚けたままの声。普段なら抵抗するけれど、このときだけはチャンスなのを俺は知っている。添い寝をするだけの関係。言葉通りの関係。いつから俺はこんなに甘えるようになった。旦那の体温。ぬくい、蕩けた甘味のような寝顔。

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